昭和のマッチ館 Ⅰ

先週に「作並温泉 一の坊」へ宿泊する機会があったわけですが、その後に様々なことが分かってきて少々驚いているところです。例えば、仙台名画座や仙台青葉劇場は「一の坊」の前身である会社が開設したこと。また「珈琲院 詩仙」や「詩季」も同社の経営だったことなど。

「詩仙」や「詩季」は1978年の営業開始だそうですから大昔というわけでもなく、ちょうど私たちの年代が喫茶店に通った昭和の終盤を牽引したお店の一つと言えそうです。思い起こせば「詩仙」などは比較的ハイクラスな喫茶店だったような記憶があり、客層も学生よりはご年配の淑女が多かったかもしれません。今思えば「一の坊」の経営だったこともうなずけます。

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新たに「無伴奏」や「伽羅舎」が出てきました。また、青葉通りにあったジャズ喫茶「NOW」や、懐かしの「フローレンス」。「チロル」のマッチは開けてビックリ!軸に言葉が書いてあるとは実に凝った演出です。しかも当時はかなりのチェーン展開をしていたことが分かります。

今回はほぼ同じ時期のマッチとなり、こうしてみるとブックマッチ型が主流になった時期も昭和の終盤だったと言えそうです。そして偶然にも発見した「シェーキーズ」のフリードリンク券。有効期限が記載されていないので、今度近くを通った際にでも立ち寄ってみましょう。あ、もう手遅れか。

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