恒例となった年に一度の沖縄旅行。今年は先週末から今週のあたまにかけて出掛けてまいりました。
ちょっとした所用もあり、今回はいつもの宮古島を一回休んで沖縄本島へ。そのことで乗り継ぎ時間や費用も抑えることができたのは幸いでしたが、唯一の懸念は梅雨真っただ中の天気のことでした。
まぁ大丈夫だろう。おそらく梅雨明けしているか、そうじゃなくとも雨は降ったりやんだりだろう。
これまでの経験ではそのような読みだったわけです。なにせ航空券やホテルを予約したのは桜が咲く前のこと。3ヶ月以上も先の天気のことまではどうすることもできません。おそらく大丈夫だろう。
しかし、出発日前に週間天気を見ると沖縄地方は見事に雨続きの予報。まいった。こりゃまいった。
日頃の行いが悪かったのか、てるてる坊主を用意しなかったせいなのか。いずれにしても残念ながら天気によって日程を変更できる話しではありません。荷物からシュノーケルの道具が外されたことによってスーツケースはワンサイズほど小さい物となり、祈るような気持ちで出発日を迎えたのです。
※ 今回の旅の写真はすべて【HUAWEI Mate 9】で撮影したものです。
▼ ANAの仙台-那覇便。今年の「旅割75」はいつもより安い片道16,500円。ひゃっほ~!
▼ 那覇空港へ着陸態勢。天気は・・これだもの。まいりました。
▼ 宿は糸満市の「サザンビーチホテル&リゾート沖縄」。那覇空港から南へ約10km。
頭に描いていた沖縄の青い空と青い海は幻に終わりそうな気配。数日前にも豪雨に見舞われたという沖縄地方は、この日も見事な雨っぷり。現地で週間天気を見ても滞在期間中はずっと雨マークです。
これを「雨にたたられた」と思うのか「雨に恵まれた」と捉えるか。苦笑いと共に繰り返されるため息。そしてヤケクソ気味の鼻歌は、もちろん三善英史の「雨」。よっしゃ~。これはこれで貴重な体験なのかもしれません。さて、気を取り直して夕食会場へと向かいましょうか。那覇空港近くのフジレンタカーでお借りしたトヨタヴィッツに再度乗り込んで向かった先は、那覇市内にお店を構えるステーキ店の老舗「ジャッキーステーキハウス」。是非とも食べに行きたかったところであります。
▼ おぉ!SINCE1953とは。最近では自分より歳上のお店自体が珍しいことです。
▼ 時刻は18時半。早めに着いたつもりでしたが、すでに店内満席でウェイティング。
▼ さほど高いとは思えない献立の数々。これも長年に渡って愛される理由の一つかもしれません。
▼ 昭和感満載のメニューボード。ハムエグとベーコンエグの表記が泣かせます。
▼ 小麦粉感抜群のスープとサラダ、そしてパンかライスがセットされます。
▼ テンダーロインステーキのL。もう無言で食らいつきましたとも。美味しい!さすが!
数年前に弟氏から案内された那覇の夜。その際には「牧志公設市場」で魚をいただき、二次会として立ち寄った「いちぎん食堂」でステーキを食べたのでした。あの時から弟氏に勧められていた「ジャッキーステーキハウス」。那覇を訪れることがあれば是非とも真っ先に食べたいと決めていたジャッキーのステーキ。今回の旅でやっと念願が叶いました。このところ牛肉を食べ過ぎると胃がもたれ気味の体質になりつつあったわけですが、こちらのステーキは不思議と胃腸にストンと吸収され、見事な食後の爽快感と満足感が味わえます。これは食事にとって意外に重要なことなのかもしれません。
あっめに~ ぬっれっなっが~ら~ たったず~むひっとがいる~
三善英史の「雨」が板についてきたところで初日は終了。もうこうなったら、旅のテーマを「食」にするしかないでしょう。あ~あ。少し体重が絞れてきていた最近ですが、元に戻しましょうかね~。
お便り
テンダーロインステーキのLとは奮発しましたねー!裏オプションのニンニクはオーダーしましたか?ニンニク醤油味も美味しいですよねー
スープの衝撃はいかがでしたでしょうか?
初めて食べた時はあまりの不味さに残しましたが、最近は塩、胡椒などアレンジすると美味しく感じます。
是非次回は違うメニューを!
宮古ガイドさん、ご来店ありがとうございます。
初ジャッキーでしたので、テンダーロインのLをいただきました。
基本は塩コショウ、後半におろしニンニクでいただきましたよ。美味しかったです~。
小麦粉にバターを入れ忘れて出来上がったホワイトシチューのようなスープ(笑)。おそらくこれは当時のレシピのままなのかもしれません。
今でこそ衝撃の味に思えますが、当時はこれで十分だったはず。そんなふうに想像すると、塩コショウで美味しくなるから不思議です。