先月に私が大雨の沖縄本島旅行を楽しんできた後、今週はカミさんが梅雨明けの宮古島から帰ってきやがりました。毎年恒例の(会議と銘打った)社員旅行で、これでいったい何度目の宮古島なのか。
まったく家庭内格差とも言えるこの事実。とは言え、ちょうど今がピークの宮古島マンゴーや腹回りを増幅させるスナック系お土産の数々に、気を取り直して宮古島の青い海を思い出すのであります。
さて、昨年の7月に民営化された仙台国際空港。今年の4月に空港ビル1階の到着ロビー前がリニューアルされたことは、仙台国際空港を訪れる皆さんならすでにご存知かもしれません。以前よりも華やかになって歓迎感が増し、特に正面に掲げられた東北地図を表す巨大なパネルは、仙台国際空港が単に宮城への入口ではなく、ここが東北全体への玄関口だということを示していると言えそうです。
▼ 今年の5月に送迎で訪れた時の様子。以前とはずいぶん印象が変わりました。
▼ 立派なインフォメーションが設置され、その奥にはレンタカー各社のカウンター。
▼ 名取市と岩沼市の観光案内だった場所が「みちのく観光案内」となって広域の案内所に。
▼ 以前はレンタカーのカウンターが並んでいたあたりに「みちのくラウンジ by PRONTO」。
▼ 一見してPRONTO専用の客席に見えますが、ここがフリーのラウンジになりました。
実は先月の沖縄旅行へ出発する際も、ここで小腹を満たしてから搭乗へと向かったわけですが、昨日の夕方にカミさんを迎えに行った時にも、ここでコーヒーを飲みながらのんびり待っていたのです。
ここのラウンジの利点は、誰でもが自由に利用できること。つまり、必ずしもPRONTOの飲食専用ではないということです。早めに到着した際にここで休憩するもよし。向いのヤマザキデイリーストアで150円のコーヒーを買って座るもよし。自販機で購入した手持ちのお茶を持ち込んで腰を下ろすもよし。もちろんPRONTOのメニューから選んで喉を潤したり小腹を満たすのも大いに結構なのです。
▼ これは昨日の様子。到着ロビーを見渡せるテーブルに座って待つことができます。
▼ フライトスケジュールも表示されているので安心。お冷もあるでよ~。奥には喫煙室。
▼ 電源(USBも!)完備のテーブル。これは実に嬉しい配慮です。
PRONTOとしては【仙台国際空港店】と位置づけている、仙台国際空港の1階到着ロビー前に登場した「みちのくラウンジ by PRONTO」。確か以前に用意されていた1階の有料ラウンジが今回のリニューアルによって廃止され、このフリーラウンジに生まれ変わったことは大いに歓迎すべきです。
あとは私たちがここをどのように利用するのか。通常であれば、到着した後にはとっとと先を急ぐ場合がほとんどで、到着ロビー前という位置取りに微妙な感じがしなくもありません。しかしながら、出発前の時間をここで過ごすことに価値を見出せる人は意外に少なくないような気がするわけです。
航空各社が用意する有料ラウンジや3階に残された空港ビルの有料ラウンジを利用するまでもなく、このラウンジで端末に充電させていただきながら仕事を進める、あるいは旅のプランを練るなど。
▼ せっかくなので少し早い夕食を。実に久しぶりのPRONTO謹製フード類。うん、美味しい。
仙台国際空港内の飲食価格という観点で見ても、現時点ではここ「みちのくラウンジ by PRONTO」の全国共通価格が比較的リーズナブルに感じてしまうほど、実に標準的なのは安心できるポイント。
▼ 確か関西国際空港のLCCターミナルもPRONTOだったはず。写真が残っていました。
今後もますます楽しみな仙台国際空港。スカイマークが再就航を果たし、カミさんはさっそく9月の神戸便を片道5千円でゲットして喜んでいます。仙台国際空港の準拠点化を宣言しているピーチは9月に札幌便と台北(桃園)便を就航。将来的には那覇便も就航していただけるものと願っています。
リニューアルされた1階到着ロビーに続いて、手を付けるべきところはまだまだ残っているように見える仙台国際空港。航空各社の就航や増便に加えて、空港内の充実に今後も期待したいところです。