珈琲・喫茶 ほっかほっか亭 平泉店

ずいぶん久しぶりで目にした「ほっかほっか亭」の看板。確か何年か前に社内分裂だったか何だったかで、宮城県内は「ほっかほっか亭」の看板が一斉に消えました。その後に登場したのは、お馴染み「ほっともっと(Hotto Motto)」。今はほとんどが「ほっともっと」なのです。

さて、今日は珍しく岩手県の北上市へ。仕事を終えて仙台へ戻る途中、そう言えば「中尊寺」の紅葉はどうなんだろうかと気になってしまい、国道4号線をそのまま南下。平泉町へ入って「中尊寺」方面へ周ってみるも、残念ながら駐車場は満車です。平日だと言うのに、さすがは世界遺産。大型観光バスも次々と乗り入れている様子でしたが、紅葉にはまだ早そうでした。

しょうがない。ほいじゃ、帰るべか。そう思って中尊寺の交差点から南へ走り始めて数百メートル。な、なんだ?今の?むむむ?ほっかほっか亭?と書いてあったような。いったん通り過ぎましたが、迷わずにUターン。そう言えば昼食もまだ食べてなかったのです。

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いやはや、驚きました。「珈琲・喫茶 ほっかほっか亭」。クルマを停めて恐る恐る店内をのぞいてみると、どうやら本物の「ほっかほっか亭」らしく、店頭にはお弁当のメニューが。マジすか?こんなお店があるんですね。いわゆるイートインで、ドライブスルーも併設されています。

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望むところです。たのも~。レジで注文してから席に着いて出来上がりを待ったのは、10月の限定だという「海鮮かき揚げ丼」と「芋の子汁」。おそらく番号を呼ばれるのか思っていたところ、スタッフの女性が気を利かせて熱々の出来上がりを席まで運んでくださいました。

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お!てっきり持ち帰り用の容器かと思いきや、立派などんぶりに盛られています。全部そうなの?眼球が痛くなるほどの横目を駆使して他のお客様を見てみると、どうやら普通のお弁当類は持ち帰り用の容器で出されるようです。へ~。それにしても、実に立派な店内です。

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290円の「海鮮かき揚げ丼」は作り立てで熱々。そして180円の「芋の子汁」も熱々です。久しぶりのご対面となった「ほっかほっか亭」は、ずいぶんキレイでご立派な姿に。空腹だったことを差し引いても、香ばしいかき揚げと芋の子汁のチョイスは実に美味しい出来栄えでした。

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店頭で弁慶がお出迎えする「ほっかほっか亭 平泉店」は、世界遺産から数百メートル。これからの季節、混雑して昼食に困った際には、低予算で意外に確実な選択となりそうです。少し遅い昼食を済ませ、さてとクルマへ戻りますか。仙台までは約100km。お腹もほっかほっかで、ちと眠いっすね。