ぱ~んち! ねこぱ~んち!
ほらほら兄ちゃん、浮かない顔してないで、早く注射に行ってきなよー。
ちくっと、いてーぞー。うっひひ~。でも、一瞬だから、一瞬。ちくっとー。うっひひ~。
まいる。なんつったって、まいるなー。まんず、まいる。
注射だけは、やんだー。もはや、やんだー軍団に入団するしかないなー。
なんだよー。みんなで寄ってたかってー!
カラダのどこも悪くないのにー。こっち、来んなよー。
注射なんて、やんだー。やんだよー。うりゃ~!っこのー!
というわけで、暴れられようが、やんだー軍団に入ろうが、年に一度のワクチンを接種させるのが我が家のオキテであります。お兄ちゃんのニャンコ先生が最後のワクチンを受けてから早くも一年。つまり、彼が我が家にやってきてからもうすぐ一年が経とうとしています。あっという間のような気もしますし、もっと長く一緒にいるような気も。すっかり家族の一員に定着したようです。
完全室内飼いの猫に、年に一度のワクチンが必要なのかという声も聞かれます。しかし、我が家では以前から習慣化しています。一つは、私たちが外を歩き回る靴で細菌を持ち帰る可能性がゼロではないらしいこと。そしてもう一つは、年に一度の健康診断という意味合い。
さらに体重が少し増えていたお兄ちゃんのニャンコ先生。はい、大丈夫ですね。あとは何も無ければ一年後にお会いしましょう。主治医の先生からは太鼓判を押されましたが、愉快な先生としばらくお話し出来ないのは少し寂しい気もします。先生、もし私が風邪をひいたら診ていただけますか?もちろんです。太くて痛~い注射を特別に用意しておきますよ。それ、やんだー。