駅前食堂の醤油ラーメン

最初に謝っておきます。もしタイトルに釣られてしまった方がいらっしゃったとすれば、まことに申し訳ございませんでした。「駅前食堂」という食事処ではなく、同名のカップラーメンの話しです。

「なんとか食堂」という屋号を持つ町の食事処には無条件で反応してしまう私ですので、カミさんが買ってきたこのカップラーメンのパッケージを見た時には、思わず身構えてしまいました。もちろん初めて見る一品で、これまでもスーパーなどで一度も目にしたことがなかったのです。

CIMG4675

たまに食べるカップラーメン類。一人昼食の時やお小遣いの残りが切迫してきている場合には、実に頼もしい存在となるわけです。特に、調子をこいてデジカメやレンズなどを買ってしまった翌月などには、カップラーメンの昼食を軸にやりくりを考える必要が出てくるのであります。

ブログでは、さも美味しい食事を楽しんでいるように見える場合があるかもしれませんが、それもこのカップラーメン様があるおかげであって、皆さまの見えないところではこうしてカップにお湯を注いでいる日も少なくないわけです。そのようななかで、初めて食べたこの「駅前食堂」。

CIMG4663

ある意味カップラーメンの創世記に育ったとも言える年代の私ですが、昔も今もほとんんどコダワリはありません。安くてそこそこ美味しいものであれば何でもよく、近年では「どん兵衛 天ぷらそば」がお気に入り。ラーメンよりも、そばの和風だしに魅力を感じている年頃なのです。

それなのにカミさんが仕入れてきた「駅前食堂」の醤油ラーメン。実に良いネーミングではありますが、なぜコレを買ったのかを聞いてみたところ、単に64円だったからだと。ぎゃふん。まぁまぁ確かに「働かざるもの食うべからず」と言いますけどもね、かなりのお値打ち品です。

CIMG4668

CIMG4670

様々なカップラーメンを食べるたび、念のために確認してしまう「取説」。ちなみにこれは「4分」待てとあります。ほらほら、3分じゃないのです。しかも調味オイルは後入れだと。最近のカップラーメンは指示が多くて油断できません。そして、肝心とも言える「駅前食堂」のお味は?

CIMG4671

CIMG4674

72点。つまり、可もなく不可もなくといったところでしょうか。しかし、毎日のように「駅前食堂」で昼食を済ますことができれば、少し高性能なデジカメを手に入れるのも遠い夢ではなさそうです。我が家のニャンコたちは毎日まったく同じものを美味しそうに食べていますが、もちろん私たちはそうもいかないのが現実。四季の味覚を楽しんだり、食欲を満たして満足するのも人間としての醍醐味です。そう思いながら、また別の「なんとか食堂」を探すことにしましょう。