かきたねキッチン

週末は母の七回忌。わざわざ横浜から駆け付けてくれた弟夫婦から、とっておきのお土産をいただきました。なんでも江戸界隈では人気沸騰中のお菓子だという「かきたねキッチン」。あ!コレ!偶然にもテレビで見たことがある!ディスペンサーで量り売りしているのを何かの番組で見ました!

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ニッポンのおやつ「柿の種」。それにバターピーナッツを混ぜた「柿ピー」。マカロンは知らないけれど柿ピーなら親友だ。おそらく、大多数の日本人ならそう言うに違いないほどの国民的なおやつで、いわゆる「乾きもの」の代表選手であります。その「柿の種」を主役として抜擢した「かきたねキッチン」。大阪にある明治35年創業の老舗あられ・おかき店が生み出したブランドのようです。

特徴は何と言ってもその大きさとフレーバー。優に4センチはあろうかという柿の種は、手のひらに乗せた何粒かをガガッと口の中に放り込むといった従来の食べ方ではなく、1つずつを手でつまんで口に運ぶというカタチになるのです。実際に2粒も入れば口の中は十分なボリューム感です。

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実家で父からおすそ分けされた「徳島の青海苔」は、味見をしてみるとビックリの美味しさ。これは楽しみだと帰宅したところ、なんとウチにはすでにもう一つのフレーバーが。そう言えば、先月にカミさんの友人が横浜から泊りで遊びに来たわけですが、その際に色々といただいたお土産の中に「かきたねキッチン」も含まれていたのです。なるほど。これは確かに人気ぶりがうかがえます。

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明治の老舗が生み出した柿の種専門店「かきたねキッチン」。いくら老舗の一品と言えども、「あられ」や「おかき」だけとなるとなかなか手を出す機会は無さそうですが、お馴染みの「柿の種」を斬新でポップなやり方で展開したところに話題性があるのでしょう。実際に楽しみながら食べることができ、他のフレーバーも試したくなるというリピート性も十分。「食」のアイディアは無限に広がりそうです。