仙台すずめ踊り 2011

本来ならば5月に行われる「仙台青葉まつり」で披露されるはずだった「すずめ踊り」。残念ながら今年の「青葉まつり」は中止となり、その結果私たちは元気なすずめたちの舞いを目にすることができなかったのです。ところが、10日ほど前のことだったでしょうか、先輩から連絡があり、18日と19日に踊るらしいから、写真を撮って欲しいと。おぉ!?それはホントですか?

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もちろん、震災の影響で「青葉まつり」は中止になったわけですが、年に一度の晴れ舞台に備えて練習を重ねていたすずめの皆さんのお気持ちは、おそらくとても複雑だったことでしょう。そして、昨日と今日の2日間にわたり、約1ヶ月遅れで晴れ舞台を用意された多くのすずめたち。中には被災された人たちも少なくないはずですが、それを吹き飛ばすような素晴らしい笑顔でした。

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文字通り、老若男女問わず、お囃子部隊の奏でる祭りばやしに合わせて宙を舞うすずめたち。市民グループや企業グループで構成された何チームもの踊り手やお囃子部隊が、名掛丁からクリスロード、マーブルロード大町、一番町、そして市民広場を舞台として、その華麗なすずめの舞いを披露しました。皆さん実に楽しそうで、しかも素晴らしい表情で踊られています。

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暑すぎるくらいの晴天に恵まれた2日目の「仙台すずめ踊り」。これぞ「梵天丸と愛姫」と太鼓判を押しそうになる面々が、新緑に包まれた仙台の街を跳ねまわりました。やはり、この舞いを見てこそ初夏の仙台。出場者の皆様や関係各位の皆様に、心より感謝いたします。

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例年の「青葉まつり」ほど事前の告知は少なかったのでしょうか。会場に貼ってあったポスターも手作り感が伝わってくるようなモノで、どこか温かさを感じるお祭りとなりました。仙台はもちろん、宮城県各地から集まってくださった「すずめ」たち。見ている私たちが楽しいのですから、踊られている皆さんはもっと楽しいに違いありません。

8月に開催される「仙台七夕まつり」までもう一つ。来月の16日と17日には「東北六魂祭」と題し、東北六県のお祭りが仙台へ集結するもよう。大量のてるてる坊主が必要となりそうです。