衝撃のニュースが飛び込んできました。今月の3日から開催されている「SENDAI光のページェント」ですが、昨夜に起こった配電盤のボヤにより、安全のために全ての該当部品を交換することに決定したようで、主催者側からは点灯を数日間休止する旨の発表がなされました。
クリスマスを目前に控えた今回のトラブルは実に残念でありますが、今年からすべての電球をLED化したことによる想定外の事故だったのだろうと推測できます。現時点では20日に回復する見込みだそうですが、遠方から来られるお客様も増える中、ご健闘を祈るばかりです。
昨夜のボヤ騒ぎが起こる1時間ほど前、私は夜の国分町に立っていました。国分町なら目を閉じても歩けるくらいの「ブンチョウ達人」であるお客様から、元鍛冶丁公園のイルミがキレイだから今度行ってみれば?と言われていたのですが、やっとそのチャンスに恵まれたのです。
「アイラブ国分町」を座右の銘にされている皆さんは非常に多いと思うのですが、その気持ちを上手く表現した、想像以上に手の込んだ素晴らしいイルミネーションです。お隣りは「警察24時」系のテレビ番組などでもたびたび登場する仙台中央警察署 国分町交番ですから、もしかしたら仙台市内の夜の公園の中では、もっとも治安が良くて安全な場所かもしれません。
残念ながら、定禅寺通のイルミネーションは本日から少しの間ひと休みに入りますが、この元鍛冶丁公園や勾当台公園など、街ナカを見渡せば工夫を凝らして気持ちのこもったイルミネーションが意外に多く、どれもこれも私たちを温かく迎えてくれます。それらの灯りも十分に楽しみながら、定禅寺通がまた輝きを増して復活してくれることを、少しばかり待つといたしましょう。