しばた千桜橋と一目千本桜

今シーズン初となった昨日の桜ハンター。風は冷たかったものの、絵に描いたような晴天に恵まれて大いに花見を楽しむことができました。久しぶりで訪れた白石市内の古い食堂で中華そばを平らげた後に向かったのは、大河原と柴田の両町に広がる一目千本桜。ここを見ずして帰れません。

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毎年のように眺めていても、飽きることがないこの風景。遠くに蔵王も望む一級河川の白石川と桜のコラボレーションは、白石で楽しんだ城と桜とはまた違った壮大な感覚が味わえます。なかにはまだツボミの様子も見られることから、今年は比較的長く見頃の時間が持続するのかもしれません。

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さて、その後はもちろん船岡城址公園へ。さっそく展望台方面へ登っていくと、なにやら様子が変わっています。むむむ?なぬなぬ?しばた千桜橋?展望台へ登る途中に新たな遊歩道が整備され、そちらへ進むと「しばた千桜橋」とあります。あ!そう言えば!船岡に住む知人が言っていたのはこれのことか!城址公園から白石川の方向に新しい橋が架かったと。ではさっそく行ってみましょう!

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そういうことですか!これはスゴい!よく考えついたものです。船岡城址公園から北の方向へ、旧国道4号線とJR東北線を飛び越して白石川の堤防に降りられるよう建設された「しばた千桜橋(せんおうきょう)」。もちろん橋の上から一目千本桜を眺めるもよし。また、これを渡って白石川の堤まで行けば、大河原方面へも船岡駅方面へも徒歩でのアクセスが容易になり、桜のトンネルをたっぷりと楽しむことができるというわけです。国道とJRの間に設けられた撮り鉄用スペースも憎いところ。

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大河原町と柴田町の両町が誇る「一目千本桜」。柴田町がこの「しばた千桜橋」を完成させたことで、その価値はさらに上がってきたように感じられます。さて、次の一手は大河原町。柴田町との間に、白石川の両岸を行き来できるような徒歩専用の遊歩橋を架けていただけないものでしょうか。

公園等も整備すれば、桜の季節以外も楽しめそう。明日に架ける橋。いや、明日に賭ける橋を。