月末で年度末でさらには消費増税前となった週末。日本列島のあちこちで人とお金が飛び交うことになったようです。テレビでは、必要な生活用品を駆け込みで大量購入する人たちを映しだし、これはヤバいぞという雰囲気をかもし出していましたが、少し冷静に考えると、298円のトイレットペーパーを明日から値上げするとは誰も言っていないのであります。タバコや指定ゴミ袋など一部の定価販売商品を除いては、上がるものも上がらないものもあるのでしょう。さらには、大量購入した商品が来月以降に「セール品」として値下がりする可能性も。重要な生活用品はまず「お金」なのです。
と思いながらも、我が家では昨日の午後にショッピングセンターへ。結局のところ、カミさんはいつもの酎ハイを1ケース。大人買いだねぇ。まぁね、お客様感謝デーで5%OFFだし。なるほどね~。
来月以降も生活用品はこの日に買うようにすることで、少なくとも増税分以上は相殺できそうです。
増税前の最終日となった今日。そう言えば、お義母さんは大丈夫なの?なにか買うものはないのかね。気になって電話をしてみたところ、飲料をケースで買いたいとのこと。やっぱす。そうきた。
仕事の合間に義母を迎えに行き、そのままカワチへと。まぁ買うわ買うわ。大人買いどころか、ばぁちゃんの買い方はスゴいのであります。水やらコーラやらサイダーやらを、何ケースもカートへ積み込むようにとの指示。テレビ局のカメラが来ていなかったのは残念でしたが、ついでに夏に飲む麦茶も買うんだと言う始末。いやいや、夏まで4ヶ月もあっからね。まだ早いんじゃないの?んだな。
まるで絵に描いたような増税前の駆け込み購入は無事に終了し、お駄賃代わりに「まるまつ」で昼食をご馳走になりました。目に飛び込んできたのは、やはり季節の献立である「竹の子セイロ御膳」。
メニューではわからなかったのですが、なんと火のついた簡易コンロで出されるセイロは湯気が立って熱々の状態。これはとても良い気配りです。ホカホカのセイロは竹の子がシャッキシャキで、菜の花のおひたしも同様にシャキシャキで美味。一方で、冷奴と茶碗蒸しはとっろとろ。さらに、ぜんざいの白玉はもっちもち。こうしてみると、和食の食感は実にバラエティに富んでいるのであります。
とても美味しくご馳走になった竹の子セイロ御膳は980円。この内容であれば満足度は十分だと思ったのですが、よく見たら(税ぬき)と書いてあります。なるほど。今後も使えるメニューにしたのでしょうが、明日からはいくらになるのでしょう。税込み表示と税抜き表示が混在するらしい増税後。これが税込み980円であれば万々歳ですが、暗算できない私はちんぷんかんぷんになりそうです。