実に久しぶりで忘年会なるものへお呼ばれして何と昨夜は午前様。私にとっては実に珍しいことです。そして今朝は早起きして石巻へと。先月から続いた週末の応援業務もいよいよ今日が最後となり、石巻で丸一日を過ごすことになったのです。となれば、仕事帰りに是非ともあそこへ立ち寄りたい。これは私にとってめったに無いチャンスです。石巻市のサン・ファン・バウティスタパーク。もちろん、今朝には急いでデジカメをクルマへ積み込み、期待に胸を膨らませながら出発しました。
17時半には無事に任務完了。その足で向かったのが、石巻市渡波にある宮城県慶長使節船ミュージアム。いわゆるサン・ファン館であります。残念ながらミュージアムは時間的に閉館されていましたが、なんと今年は３年ぶりにライトアップされたサン・ファン・バウティスタが見られるとのこと。
お目当てはこれ。今年はまだ仙台の光を観ていない私ですが、お先に石巻の光を楽しむことに。
手が凍えるほどの、とても冷えた空気。そのせいか、目の前に現れたサン・ファン・バウティスタ号は非常に澄んで見えます。その向こうは海原のはずなのに、暗闇のために確認できません。それがまた、実に幻想的な雰囲気をかもしだしているのです。来て良かった。これを見られて良かった。本当にそう思いました。慶長使節出帆400年と、サン・ファン館の再開館を記念して、約3年ぶりに実施されたというサン・ファン・バウティスタ号のライトアップ。石巻の未来のひかりなのでしょう。
