プーマ スピードキャット

特に急いでいたわけではないのですが、ここ数ヶ月ほどでスニーカーを物色していました。思い出した時にふらっと靴店へ立ち寄ってみたり、またはネットで検索してみたり。探していたのは、かかとの部分が巻き上がっているタイプのスニーカー。このタイプが有りそうで実はなかなか無いのです。

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数年前に友人から譲り受けたアディダス・カントリー。巻き上がっている「かかと」とは、このタイプのことです。このスニーカー。実は最高のドライビングシューズなのではないかと思うほど、クルマの運転にはとても適したシューズなのです。アクセルを踏む右足はかかとを支点に常に左右へと振られ、さらにMT車である私のクルマは左足のかかとも重要な役割を果たします。もちろん、ふだん歩く際にも着地するのは常にかかとから。普通のスニーカーは、すぐにかかとが削られるのです。

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こアディダスカントリーもかなり年季が入ってきました。これまではシューグーで2度ほどソールの手入れを施し、そろそろ3度目を、と考えているところですが、今後は少し出番を減らして大切に履いていこうと思っているわけです。そこで代わりになるスニーカーを、というのが今回の物色。同じアディダスカントリーⅡという手もあるようですが、アキレス部のクッションが分厚く変更されており、どうも好みではありません。そこで見つけたのがプーマの「スピードキャット」というモデル。

プーマでは、「スピードキャット」や「ドリフトキャット」といった、いわゆるドライビングシューズ的なモデルをラインナップしているようです。しかし、そのデザインが私にはどうにも大げさに感じるものばかり。色も黒だったり赤だったり、なかには自動車メーカーのマークが施されていたり。

もう少しシンプルで、普通に街で履くことができるようなタイプはないものかとあきらめかけた時、偶然にもネットで見つけたのが、ABC-MARTの限定モデルだという「スピードキャット 2.9 ナイロン」という一品でした。

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なかなか普通で良さげです。さらに価格も4,990円と通常のスピードキャットの約半額。これで十分、いや、むしろこっちの方がいい。しかし、ネットで買うにはサイズ合わせが不安だったので、実店舗で取り寄せしてくれるのかどうかを確かめようとABC-MARTの郊外店へ立ち寄ったところ、なんとそこに在庫があったのです。これも何かのご縁。すぐに試し、その場でゲットしたのであります。

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まったくもってスピード感を感じさせない我が家のスピードキャットたち。おそらく私がプーマのスピードキャットを履いて運転したとしても、どうせこんな雰囲気になりそうな感じですが、普段履きとしても、かかとが巻き上がっているスニーカーは重宝しそうです。とは言え、クルマのほとんどは仕事中に革靴で運転している日々。常にヒールでグリグリされ、フロアマットに穴が空くのでした。