今月の7日から開催されている「2012 SENDAI光のページェント」。ぼやぼやしていたところ、あっという間に約3分の2が終わろうとしていました。なんとかクリスマス前にじっくり観ておきたい。その思いがやっと叶い、昨日の夜に完全防寒を施して夜の街に繰り出したのです。
まんず寒い!年々寒さに弱くなってきているような気がしますが、そのようなことでは冬の夜を楽しむことは出来ません。下は防寒ジジタイツにジーンズ。上は防寒ジジシャツに長袖Tシャツ。そして厚手のネルシャツにライトダウンジャケット、さらには防風用のパーカ。手には指出し手袋をはめてカメラ操作も万全。ほら、これで寒さなんかへっちゃらだぜい、のはず。
ところが、意外に寒さを感じるのが「顔」です。毛糸の帽子か耳あて、そしてマスクでもあれば完璧でしたが、残念ながらそこまでは考えが及ばず。あごから上は無防備ゆえ、鼻と耳が冷たいのなんの。鼻がもげそうでした。しかし、夢中になるといつの間にか寒さも忘れます。
昨年は、全国各地から電球のご提供を受けるなどのご協力をいただいて開催にこぎつけたようですが、今年は定禅寺通りの全電球をあらたに購入しての本番となったそうです。これも一歩ずつ復興へと確実に歩みだしている姿なのかもしれません。昨年の光のページェントも振り返りながら、そのような思いにかられた光の祭典。あっという間に時間が過ぎるのでした。
結局のところ、1時間ごとに食事休憩とお茶休憩を入れ、街の散策は約3時間にも及びました。もちろんカメラにも収めるわけですが、自分の目と記憶に焼き付けることが最優先なのです。寒いから早く帰りたい。不思議とそう感じなかったのは、とても楽しんでいた証拠なのでしょう。
仙台における季節の風物詩の最終章。今年は仕事で観られなかったイベントもありましたが、この「2012 SENDAI光のページェント」できっちりと締めくくることが出来そうです。この週末はパレードなどのイベントも用意され、おそらくクリスマスまでに一つのピークを迎えるようです。今年も関係者各位やスポンサー企業に感謝しながら、大晦日まで何とかもう一度だけ観たいものです。