仙台大観音と花火 2012

我が家ではここ何年も続けて足を運んでいる仙台大観音夏祭りの花火大会。特に今年は仙台七夕まつりの前夜祭として行われる花火大会を見ることが出来なかったので、これを逃したら花火の無い夏となってしまうわけです。それはそれでしょうがないのですが、できればシーズンに一度は見ておきたい日本の夏の風物詩。おそらく1年ぶりに三脚を持ち出しました。

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夏と言えば、ラジオ体操、アイスキャンディー、プール、蚊取り線香、蚊帳、花火、宿題、そんなことが思い出されますが、近年では縁が無くなったものが多いなかで、「花火」だけは昔とほぼ変わらず夜空に咲いてくれるのです。もちろん打ち上げの技術自体は相当に進歩しているのでしょうし、昔には見られなかった様々なカタチも現れるようになりましたが、上空へ打ち上げられた火薬の塊が爆発して夜空を彩るというメカニズムは、昔とまったく同じです。

毎年8月の最終日曜日に行われる「仙台大観音夏祭り」。花火は午後8時からだというので、7時半頃から適当な場所に陣取りました。陣取るとは言っても、他の花火大会のような大混雑とは無縁。今年は折りたたみの簡易イスを持参して、のんびり楽しむことにしました。

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日中に比べれば、若干ながら涼しくなった今宵。上空はほぼ無風状態で花火の煙が流れなかったことは少し残念でしたが、それでも比較的間近で見られた花火の音と光は十分に迫力のあるものです。打ち上げの時間も打ち上げ総数も決して規模が大きいとは言えませんが、毎年のようにこうして無料で見せていただけることには、感謝しなければならないのでしょう。

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今年はこの花火大会が終わっても約1週間が残されている8月。しかし個人的な季節感としては、これが夏の終わりなのです。ふと気がつけば、すっかりと日が短くなった今日この頃。午後の6時半頃には薄暗くなってくるわけですが、気温と風だけはまだまだ夏の雰囲気です。週間天気を見ても高温が続くとの予報。体調を整えながら、食欲の秋に備えたいものです。