ダブルマンゴーパフェ

今月は母と祖母の命日に続いて来月は祖父の命日と、私が面識のある家族の命日は夏に集中します。

ここ何年も祖父母の命日に墓参りなどしなかったくせに、母の命日に墓参りを重ねるうちに不公平を感じるようになったわけです。これでは祖父母が天国で私に文句を言っているに違いない。それを無視し続けるほど、私の神経は図太くないのであります。

先週は祖母の命日。父と一緒に墓参りを済ませた後、あまりの暑さに冷たいものを食べに行くことにしました。目指すはミニストップの「ダブルマンゴーパフェ」。街でミニストップの前を通るたびに目にしていた大きなPOP。いつかは食べてみたいと思っていたのですが、試しに父を誘ってみたところ二つ返事でOK。お初が父親と一緒になろうとは、意外な展開です。

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156番でお待ちのお客さま~!はいはい、ワタクシでござんす。ミニストップに立ち寄る前に父から昼食をご馳走になったので、デザートであるこの「ダブルマンゴーパフェ」は私がお返しすることにしました。店内のイートインコーナーでさっそくいただく今季初のミニストップアイス系デザート。冷たい一品を口からカラダに入れると、速攻で訪れる清涼感。あ~~うまい!

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バニラとマンゴーのミックスソフトクリームにマンゴーソースが加えられ、さらにはタイ産だというカットマンゴーが意外にもゴロゴロとたくさん入っています。まさにマンゴーづくしとも言えるパフェ。これが美味しくないわけがありません。このプチ贅沢感が298円で味わえるのです。

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そしてその日に帰宅すると、なんと!弟が手配してくれた宮古島産のマンゴーが届きました。

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うっひょ~!これがホントの「ダブルマンゴー」なのであります。ミニストップのパフェに盛られたタイ産のマンゴーでも私には十分に美味しく感じられたのですが、偶然にもこうして同じ日に宮古島産のマンゴーと食べ比べてみると、やはりタイ産には勝ち目がなさそうです。味の濃さと風味、そして果実の甘さがまったく違います。

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その昔は「マンゴー」などという果物は見たことも聞いたこともありませんでした。ミカンやリンゴを食べて育ち、バナナやイチゴは贅沢品。パイナップルは缶詰でしか目にすることがなかった時代。

今やこうして南国のフルーツまでも旬に味わうことが出来るのは、仕事熱心に取り組む生産者のおかげ、そして流通システムのおかげ、さらには、心優しい弟のおかげなのであります。