年末年始は和食の時間

昨日は自宅の大掃除で、本日はカミさんの実家で大掃除を。考えてみれば、この「大掃除」も年末の風物詩で、ずいぶん大掛かりに聞こえる大げさな表現です。ふだんの小掃除さえきっちりやっていれば、この期に及んで慌てる必要もないのですが、なかなかそうもいかないのが人の常なのです。

あそこもやりたい、ここも何とかしたいと頭の中でイメージしたお掃除大作戦の計画も、いざ始まってみると実に欲張りなプランだったことに気付かされます。結局は時間と体力が無くなるのと同調して大掃除もフェードアウト。まぁ、続きは年が明けてからでも、徐々にやりますかね。そう言いながら今年の大掃除はめでたく終了を迎えるわけですが、年が明けて徐々に掃除した試しはありません。

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今夜はそのままカミさんの実家で夕食を。大掃除のご褒美として振る舞われるご馳走を、遠慮なくいただく幸せな時間。ひたし豆や柿なます、ナメタガレイの煮付けやタラバガニなどなど。そろそろ今日あたりから、私たちにとっては貴重な「和食の時間」が始まるのです。年を越せば、これらに加えてタコや松前漬け、黒豆や雑煮はもちろん、宮城県ではお馴染みの、ずんだ餅なども登場します。

いずれも私たちにとっては馴染みの食べ物ですが、考えてみれば久しぶりで口にするものばかり。久しぶりどころか、もしかしたら年に一度だけしか食べる機会がないかもしれません。これはイカン。食べればこれほど美味しくて、しかもカラダにも優しそうなのに。カニやナメタガレイのような高級食材は別としても、ひたし豆や柿なますの美味しいこと美味しいこと。まさに無形文化遺産です。

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明日はいよいよ大晦日。毎年のように、今年もあっという間の一年でした。しばらくはカラダに優しい和食の時間が続きそうですが、いくら優しくても食べ過ぎては元も子もありません。現に、今でも私のお腹はパンパンのポンポコリン。しかし、胃腸がもたれないのは和食のスゴさなのでしょうか。

本年も、あっぺとっぺ百貨店にご来店くださいまして、まことにありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧のほどを、なにとぞよろしくお願いいたします。皆さまにおかれましても、どうぞよいお年をお迎え下さいますよう。そして、素敵な和食の時間をお過ごしくださいますように。