グーグルナビ

昨年の9月から使い始めているスマートフォン。はたして、高額な通信料に見合うだけの役に立っているのかと考えると、現在のところは非常にビミョーな感じです。役に立たせるかどうかは使う側の問題でもあるわけですが、その点ではまだまだ研究不足と言えるのでしょう。

そのようななか、先日に初めて「グーグルナビ」をクルマで試してみました。普段使っているのは、5年前に購入した低価格ポータブルナビゲーションである「ミニゴリラ」。必要に応じてダッシュボードへ出し、使わない時にはグローブボックスへしまっておきます。ここ最近の道路は載っておらず、VICSなどにも対応していませんが、地図代わりには十分な小道具です。

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その時は、チョッとした場所の記憶があいまいで、かと言ってミニゴリラを登場させるのも手間だなぁといった場面でした。あ!そう言えば、グーグルナビってどうなんだろう。そう思いついて試してみることにしたのです。ダッシュボードの上に滑り止めのマットを敷いて、その上にドンと置くしかありません。普段は切っているGPSのスイッチを入れて、いざ、出陣です。

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「音声入力」がスマートフォンの醍醐味です。この機能を使ってメールなどの文章も入力できるらしいのですが、さすがにそれは経験がありません。しかし、目的地などの「キーワード」をナビ相手に話し掛けるぐらいは出来そうです。で、やってみるとこの音声検索が実に正確で便利そう。

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そして、私は「グーグルナビ」の完成度に驚かされることになったのです。おそらく、高級なナビゲーションを使っている皆さんはどう判断されるか分かりませんが、「ミニゴリラ」を使っている私などは「グーグルナビ」で十分だとさえ感じるのです。唯一、検索結果に複数ルートが出されるわけではありませんし、もちろんVICSには未対応。しかし、GPSの捕捉も早くてルート案内も正確。なにより、音声でも案内してくれるので、画面を凝視しなくともベタ置きで大丈夫。


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上の画面は、試しに「仙台駅東口」から「仙台市博物館」まで案内させたものです。途中でナビを無視してチョッと寄り道したのですが、幹線道路を通った最短ルートを示され、そのつどリルートも素早くて実に驚きました。いやはや、まったく侮れない「グーグルナビ」。これでスマートフォンの価値は一気に高まりそうですが、ダッシュボードに直置きするのは、さすがにカッチョ悪いのでした。