いわゆるガラケーからスマホへ変えてから、約2年が経ちました。はたして慣れたのか慣れていないのか、使いこなしているのかどうかは自分でもよく分かりませんが、今のところは便利に使っているといったところです。
現在の機種は2代目である「HTCJ13HT」。LTE機種専用プランの改悪ぶりに驚いたのと、万が一のことを考えてガラケーに戻せるようにと、これまでのICチップが使える非LTE機にしたのです。心配した性能も必要十分。3G&WIMAXで私の場合にはこと足りるようです。
6月の下旬頃、とあるネットの記事で「G-Call」なるものを知りました。スマホから発信する通話料を安くするサービスだとのこと。確かに、スマホからの通話料は高額なのです。私の場合には非LTE機なので以前のプランも選べるのですが、LTEプランとなると同キャリア以外への通話は1分42円と意外にも高額。それがほぼ半額の1分20円になるという「G-Call」。さっそく調べてみました。
正直なところ、ちょっとだけうさん臭い感じがしたわけです。何年か前も、ケータイの通話料が安くなってどーたらこーたらと、ネットワークビジネス風の話しがあったことを思い出したからです。
恐る恐る「G-Call」を展開する会社のホームページを確認すると、ほんの少しうさん臭い。良く言えば実にシンプルな内容で、悪く言えばやっつけで作ったような雰囲気。うさんの臭さには敏感なタチですが、登録料も基本料金も一切かからず利用した分だけの支払いだというので、一度試すことに。
登録してから一週間ほどで、利用開始を知らせる封筒が届きました。使い方は簡単。相手先の電話番号の前に4桁の番号を付加してから発信するというものです。そして、それ専用のアプリも用意されているという用意周到さ。しかも、IP電話やLINEなどのアプリ上での無料通話ではないので、通話の品質はこれまのケータイ電話品質と変わらないとのこと。さらには、いつものこちら側の電話番号が相手に表示されるというのです。うさん臭くないかも。登録しておいてデメリットは無さそうです。
というわけで、7月1ヶ月間の請求が出たようです。請求書は届かずに、すべてネット上での管理で支払いもカード決済。ちょうどキャンペーン中だとのことで30秒10円というプランが適用となりましたが、恐る恐る使ったせいか7月の請求は120円也。この分がしっかりカード会社からの請求にも入っていました。今後、利用機会が高まりそうな「G-Call」。無料通話が出来る相手とそうでない相手を分けて考える必要があること、また専用アプリでのひと手間が面倒でなければ、現時点では類を見ないサービスなのかもしれません。もちろん私は関係者ではありませんが、人柱的ご紹介まで。