タイヤ交換作業

余裕をコイているフリをしていつまでもタイヤを交換しないと、そのうち慌てることになっかんなっこの、タコ!という主旨のことを、カミさんから遠まわしに優しく忠告されていた私ですが、そんなことは百も承知でして、毎日のようにちゃんと週間天気予報を見ているのでございます。

私がスタッドレスタイヤに交換する目安としては、最低気温はもちろん氷点下で、最高気温が3~4℃。これがしばらく続くという予報であれば、そろそろかと。となると、一時的な冬将軍は別としても年内中は交換しなくとも大丈夫だろうと、余裕をコイているフリをしていたわけです。

ところが昨日の朝、これ以上寒くなったら寒くなったで、交換すること自体がおっくうになるんじゃないのか?という主旨のことを、ストレートに忠告されたわけです。なるほどなるほど。ごもっとも。そのご忠告、謹んで受け入れましょう。実に9ヶ月ぶりとなるタイヤ交換へ、いざ出陣です。

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出陣というよりも、今年は自分で交換しようと決めていました。昔はタイヤ交換ぐらい自分でやっていたものですが、歳を重ねるにつれていつの間にかディーラーやカーショップなどにお願いするようになってしまいました。しかし、毎年この時期はタイヤ交換の待ち時間が2時間やら3時間だと。これって、どうなのよ? 自分でやれば、おそらく1時間程度で終わるでしょう。

カーショップなどにタイヤ交換へ行くにしても、まずは4本のタイヤをクルマへ積み込まなければなりません。実はこの作業がもっともおっくうで、さらに帰ってきたらまたタイヤを降ろす必要があるわけです。どうせクルマまでタイヤを運ぶのなら、そのままその場で交換してしまえばいいんじゃねぇの?なぜこれまでそう思わなかったのかが不思議ですが、とにかく十数年ぶりのタイヤ交換です。

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というわけで、昨日に美味しいハンバーグ定食で栄養を付けた後、少し早めに仕事を切り上げて自宅へ戻り、着替えてから作業開始。さてと、確かどのクルマにもジャッキなどの工具が標準装備されているはず。あれれ?どこ?ありましたありました。トランクの脇やら底やらに隠されているのですね。実に懐かしいパンタグラフ式のジャッキ。ギコギコギコギコ。

私の自宅は集合住宅ゆえ、裏の道路でタイヤの交換作業が始まったわけですが、何とか日没までは終わらせたい。途中で管理人さんから話し掛けられ、あーだのこーだの世間話しをしていたロスタイムがありましたが、タイヤ運びから全作業の完了まで、1時間15分でゴール。このぐらいのことなら、やはり自分でやった方が間違いなく時間とお金の節約になりそうです。

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今年の9月に盗難にあったせいで、早々に10月中にはフジ・コーポレーションでスタッドレスタイヤとホイールのセットを手に入れていたのです。タイヤはヨコハマの旧モデルでアルミホイールは鉄のように重い安ホイールですが、驚くほど格安で購入できたのでコレで十分でしょう。

そして、今朝起きてみたら見事に雪模様。まさに危機一髪、と言いたいところですが、この程度の降雪では仙台近辺の道路に雪は積もりません。はたしてこの新品の冬タイヤも、いったい何回ほど雪の上を走ることになるのでしょう。仙台はスタッドレスタイヤにとって実に微妙な地域です。