ワイパーブレード交換

現在の愛車に乗り始めて4年が過ぎて6万kmを超しましたが、まだ一度も交換していない消耗部品がいくつかあります。例えばブレーキパッド。走行距離で考えればとっくに交換時期が過ぎているはずですが、私のクルマはエンジンブレーキを多用できるマニュアルトランスミッション車であることに加えて、停止の直前にはドアを開けて右足を地面にこすりつけて止めるのです。

というのはもちろんウソですが、エンジンブレーキの多用でブレーキパッドがなかなか減らないのは本当です。さらにはワイパー。考えてみれば今回ほど長持ちしているのは初めてで、4年間一度も交換をしていないのは奇跡です。なにも雨の日にワイパーを使っていないわけでもなく、運転しながら身を乗り出して片手でフロントガラスを拭いているわけでもありません。不思議と長持ちでした。

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ところが、さすがに限界が近づいてきたようです。視界の確保は安全運転の基本ですし、これからが冬本番。そろそろ替え時だとワイパーの替えゴムを探し始めたところ、なんと私のクルマに付いてきた純正のワイパーブレードには、替えゴムの適合が無いもよう。なぬなぬぅ?

そんなのアリ?替えゴムだけなら1本が千円前後で手に入るはずなのに、探しても探しても適合は無さそう。要は、ワイパーブレードを丸ごと交換するしかなさそうです。こればかりはダダをこねてもしょうがないので、気を取り直してワイパーブレードを探すことに。そこで、この機会に以前から気になっていた問題点を何とか解消できないかと考えて選んだのが、このボッシュでした。

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ボッシュ! 瓶ビールの栓を抜いた時の音ではありません。特に男性陣ならご存知の方も多い、ドイツを代表する世界的な自動車部品メーカーです。今回選んだのが、このボッシュ製の「エアロツインマルチ」というワイパー。なぜコレにしたかというと、私たち東北人なら冬に必ず経験する「ワイパーの凍りつき」という問題点を解消してくれそうだったからなのです。

通常のワイパーブレードは金属製で、氷点下になって雪模様になるとブレード自体がカチンカチンに凍り、しなりが無くなってガラスを拭けなくなります。俗に言う「雪用ワイパー」というのは金属のブレードをゴムカバーで覆ったタイプですが、結構な価格のうえ私にとっては贅沢な季節商品。それなら、金属を使っていないワイパーなら凍りつきにくいのでは?と考えたわけです。

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純然たる国産車である私のクルマに純正でついてきたワイパーも、なんとボッシュの製品。

おそらく輸出比率の多い車種だからかもしれませんが、結局のところボッシュからボッシュに交換するとは、上手いことヤラれたものです。では、雪が降る前に、さっそく交換しましょう。

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見た目がどうこうよりも、期待通りの仕事をしてくれるのかどうかが問題ですが、それを検証できるのはもう少し先になりそうです。ちなみに今回の商品は、私のアクセラ(BK5P)の場合で運転席側が530mmを2,350円。助手席側が475mmで1,950円でした。

これでひとまずは雪対策も万全か。早く雪の中で試してみたくなりましたが、そんなことを言う前にやらなければならない作業が残されています。もっと重要な、冬タイヤへの交換を。