高野本店 じゃじゃJaジャン

昨日に父親と白石うーめんを食べた帰り道のこと。せっかく白石まで来たのだから「足軽まんじゅう」を買って帰りたいのと、さらに「高野本店」にも寄ってもらえないだろうかと。

ほいほい、お安い御用でやんす。うーめんをいただいた「やまぶき亭」から「足軽まんじゅう」までは5分程度。さらに「高野本店」は蔵王町の宮ですから、ちょうど帰りに通ります。さっそく「足軽まんじゅう」に立ち寄って店内で1個をパクリ。ずいぶん久しぶりに食べましたが、やはり美味い。

そして帰り道の「高野本店」へ。「じゃじゃじゃじゃん」とかいうの、食べたことあるか?と父。

ん?つけ麺のようなヤツ?あ、あれは「甘ったれんなうどん」だっけ?いや、知りませんね、それ。また新しいの出したの?

うん。なかなか美味しいから、少し買ってあげるから。

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ジャジャジャジャ~ン!はベートーヴェンの「運命」か、はたまたハクション大魔王の登場シーンと相場が決まっていますが、この麺の正式名称は「じゃじゃJaジャン」。

名前の最後が「ジャ~ン」と響かずに「ジャン」と終わるところが潔く、実に珍しいネーミング。

パッケージはこのとおり。書いてある文言を読むと、どう考えても盛岡の「じゃじゃ麺」を想像してしまうのですが、内容物を取り出しても、どうやらその様子です。しかし「仙台ハイカラ麺」や「仙台味噌使用」などと訴えられると、仙台市民としてはつい食べたくなってしまうのです。

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ものは試しと、さっそく一人前だけ試食してみることに。意外にも細い麺ですが、茹で時間は4分とあります。手の込んだ「肉みそ」が添付されているのは実に便利で、茹で上がってから水切りした麺にからめるだけ。簡単に出来上がるのは高ポイントですが、はたして味は・・。

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これは美味しいです。大ヒットした「甘ったれうどん」は私にはしょっぱすぎる一品でしたが、この肉みそは適度な甘みもあってさらにコクもあり、そしてピリ辛。細めのうどんもさすがに手抜きはなさそうです。細い割にはコシもあり、そのままいただいても美味しい麺です。

高野本店はもともと「うーめん」なども作るれっきとした製麺所ですから、基本となる麺はさすがお手のもの。そして今回はこの肉みそをからめて食べることを提案した「じゃじゃJaジャン」。

アイディアはじゃじゃ麺をパクリ気味ですが、美味しく出来上がったようですから、これはこれで良いのではないでしょうか。意外に辛みも残る肉みそに、なぜかうずらの卵が欲しくなりました。