せいろ二度蒸し焼きそば 石巻焼きそば

自宅での夕食を麺類で済ますことは、決して珍しいことではありません。パスタはもちろんのこと、カレーの翌日にはカレーうどん、そしてこの季節は鍋焼きうどん。蕎麦はなかなか美味しい市販品を知らないのであまり登場しませんが、焼きそばに限ってはこれで決まりなのです。

R0021077

以前にも記事にしました「石巻焼きそば」は、やっぱり何度食べても飽きずに美味しいと思うわけです。何度か蒸して作り上げるという独特の製法がかもしだす香りと、何と言っても炒めてもベトつかないサラっとした食感。これはもう他の普通の焼きそばは食べられないほどです。

北は築館や佐沼から南は白石まで、仕事で県内をくまなくひた走るカミさん。私よりもはるかにクルマの走行距離は長いのですが、おかげで我が家では、県内各地の農産物や地元の食材を手に入れるのは難しいことではありません。今回も月に2回ほど行くという石巻から「石巻やきそば」を買って帰り、今年になって初めての、待ちかねていた「焼きそば夕ごはん」です。

R0021079

R0021086

1つ98円の焼きそばに1つ30円のソース。奮発して豚バラ肉と舞茸入り野菜を具に、作るのは鍋振り執行役員である私の仕事です。具を炒めて麺を投入してから100ccほどの水と粉末の中華味を加え、麺に吸わせながら炒めるというのがコツでしょうか。

出来上がりの上にはお約束の目玉焼きを。紅生姜を切らしていたことは痛恨の極みでしたが、今回は福神漬で代用。うんまい!もちろんこれは「石巻焼きそば」のおかげなのです。

R0021085

誰が呼んだか「B級グルメ」。とんでもない。これは私にとって完璧に「A級」な食べ物で、我が家にとっても立派な夕食の一品なのであります。仙台ではなかなか手に入らないこのメーカーの「石巻やきそば」。カミさんが今度はいつ石巻へ行くのか、予定を聞いておきましょう。