東家 おみくじ丼

先週に先輩と昼食を食べに訪れた「東家」。イービーンズ(旧エンドーチェーン)の西側。仙台朝市の入り口にある「新仙台駅前ビル」の地下に構えるお店で、魚が美味しいことでも知られているようです。あの時はつぼ鯛の焼き魚定食をいただいたのですが、隣のOLさんが召し上がっていた「おみくじ丼」なるものが気になっていたわけです。実に美味しそうだなぁと。

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おみくじ丼?なんじゃ?それ。案の定、その時もOLさんたちが「おみくじ丼は何が入っているんですか~?」と店主に聞いています。すると、店主がこう切り返しました。いやいや、あくまでも「おみくじ」ですから、その日によって違うんですよ。ちなみに今日はぁ、あれこれ・・。

はっは~ん。そういうことですか。なるほど。確かに「おみくじ」は引いてみるまで中身が分かりません。引く前に神様へ中身をお聞きしても、教えてくださらないのです。はたして「吉」と出るのか「凶」と出るかは、すべてその日の気運と日頃の行いということなのでしょう。

先週にお店を出る際に、次回は「おみくじ」を引くと決めていましたので、今日は席に着くなり速攻で注文を。おみくじ丼の大吉をお願いします。は?大盛りですか?いえいえ、中身を大吉で。

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確かに、出されるまで分からないという献立も楽しいかもしれません。日替りならぬ、運替り、あるいは店主の気替りです。実は以前に、新寺にある甥のお店で同じような提案をしたことがありました。その日の食材で「おまかせ定食」を用意すれば?と。しかも、同じ日でも内容はお客様によって変えてしまうものを。その時に私が名付けたのは「ガチャポン定食」。

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さて、初めていただいた東家の「おみくじ丼」は、「日替り海鮮丼」と言っても良さそうです。いくら「おみくじ」だからとはいえ、今日のように3人で「おみくじ丼」を頼んだ場合に一人だけ大吉ですと「ウニ」が盛られていたら、おそらく不穏な空気が流れてしまうでしょう。その紛争を避けるためか、内容はすべて同じ。しかし、これで700円ですから、事実上は「超大吉」ということです。