しっかり腹ごしらえをした後は、宮古島では有名なシュノーケルポイントである吉野海岸へ。昨年初めてこの海に入り、熱帯魚の多さに圧倒されたわけですが、ビーチ全体の雰囲気としてはお隣りの新城(あらぐすく)海岸が好みです。しかし今回は予定の関係もあり、どちらか一方ということになりそうだったので、新城海岸よりも魚が多いと言われる吉野海岸に決定です。
実は出発前に、防水デジカメを買おうかどうか、かな~り悩んだわけです。水深3メートルまで使える富士フイルムのモノが1万円程度だったのですが、使う頻度のことを考えれば少々無茶な買い物かもしれないと自制して、ギリギリでなんとか思いとどまりました。
それにしても相変わらず綺麗な海、そして海中の魚たち。残念ながら、それは自分自身しか再現できない記憶のハードディスクに保存されたままですが、次回には何とか防水デジカメも用意したいものです。海には入らずパラソルの下で監視官に徹した父も、心地良さそうでした。
たっぷりとシュノーケルを楽しみ、宿へ戻る前にチョッと立ち寄ってみようということになったのが、私たちの宿と同じ「南西楽園リゾート」で運営している「シギラビーチハウス」です。チェックインした際に渡された無料クーポンがいくつかあり、せっかくなので冷たい飲み物でもと。
ここは初めてでしたが、プライベート的な佇まいのビーチには多くのビーチチェアも用意され、ビーチハウスもなかなか立派。「南西楽園」関連の宿泊施設を利用せずともフリーで使えるようですので、綺麗なトイレやシャワー、また軽食が必要な場合も利用価値が高そうです。
弟は有料でビールを、父と私は無料クーポンでジュースをいただきましたが、クーポンをよく見てみると、いくつかのアクティビティも無料となっており、ほいじゃ「セグウェイ」でしょうとなったわけです。
父はさすがに遠慮したようですが、もちろん私も弟も初めての体験。15分間の体験コースを無料で利用できたのですが、初心者は「亀さんモード」というスピードの出ない設定です。
インストラクターである愛知県出身「イトーちゃん」のご指導のもと、発進や停止、また舵取りの方法を一通り学んだ後は、いよいよ本番のフリー走行。といっても亀さんモード。
この乗り味は何と表現すれば良いのでしょう。Wiiの「バランスボード」にタイヤと舵取り棒を付けたような感覚と言いますか、とにかく実に不思議で面白いのです。体重を前にかけると発進し、後へ戻すと止まり、棒を左右に振ると曲がります。「亀さんモード」を体験した人に限り、次回は通常モードで乗ることができるそうなので、来年は是非ともチャレンジしたいものです。