さて、宮古島の初日です。私たちを乗せた便はほぼ定刻通り無事に宮古空港へ到着し、先入りしていた弟が空港までレンタカーで迎えに来てくれました。途中のマックスバリューで買出しを済ませ、さっそく宿へと向かいます。
宿泊先も昨年と同じ「リゾートヴィラ ブリッサ」で、いわゆるコンドミニアムタイプの宿。フロントには常駐スタッフが一名だけという質素な体制ですが、実際には何の不自由もありません。
2台の簡易ベッドが置かれた12畳ほどのキッチン付きリビングに6畳の和室。まさに1LDKタイプのリゾートマンションで、ホテルのような毎日のベッドメイクや清掃はありませんが、タオルやシーツ類などの備品はフロントに申し出れば貸してくれます。ちなみに1名1泊4千円。弟と父はここよりも少し広い部屋で、ここは私が一人で使うという贅沢ぶりだったのであります。
冷蔵庫や電子レンジ、食器類はもちろん、1階にはコインランドリーや飲み物の自販機。この一帯は「ユニマット」の関連企業である「南西楽園リゾート」が開発しており、関連施設の無料チケットなども豊富に用意され、レンタカーさえあれば実に自由で快適な宿かもしれません。驚いたのは、オフシーズンリピーター特典として用意されていたお菓子入りのカゴ盛りでした。
この日の夕食は父が勝手に決めていたようです。なんでも宮古島の「ヤシガニ」の話しをテレビで観たらしく、是非とも一度は食べてみたいからと、弟にお店を探すように指令を出していたとのこと。
この日のメインディッシュとも言える「ヤシガニ」でしたが、結果は微妙な感じでした。なにせ3人とも生まれて初めて食べたので、こういうモノなのかどうか比較判断が出来ないのですが、身が硬くて少しパサついており、風味も少し抜けているような感じです。これがヤシガニの特徴なのか、あるいは今回出されたモノがそうだったのか、再度チャレンジする勇気はありません。
それ以外の新鮮な「海ぶどう」や「宮古牛の握り」などは大変美味しくいただきましたが、同様に美味しかったのは、弟が部屋で夜食用に作ってくれた「アグー豚とオクラのしゃぶしゃぶ」でした。