伊良部島と下地島

宮古島2日目の朝。眩しい朝日に誘われてふと目を覚ますと6時少し前です。隊長である弟から、明日は7時15分に出発しますのでよろしく、と言われて眠りについた昨夜。携帯のアラームを6時にセットしたのですが、その前に目を覚ますとは、まるで遠足当日の小学生のようです。

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この日は、カーフェリーで30分ほどのところに浮かぶ伊良部島へ渡る予定を組んであるのですが、8時台のフェリーに乗るために少し早めの行動をとることになったのです。港へ向かう途中に、宮古島では代表的なホテルである「宮古島東急リゾート」を少し見学していきましょう。

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さすがに立派で、我々の宿とはクラスが違います。もちろん、それなりの対価は必要ですが、ここは完全に南国ののリゾートホテルで、敷地も広く緑も綺麗に手入れされています。サービスは分かりませんが、オーシャンフロントの立地も含めて、なかなか魅力的な宿のようです。

さっそくフェリーで伊良部島へ渡り、着いてすぐにいくつかの橋で隣接する下地島へ直行。それは、今回の大きな目的の一つである民間機の訓練飛行を見るためです。実は昨年も訪れたのですが、残念ながら訓練のスケジュールは組まれておらず、見る事が出来なかったわけです。そこで今回は隊長にあらかじめスケジュールを問い合わせてもらい、それを優先したのでした。

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見事にやっておりました。3千メートルの滑走路を有するというこの下地島空港は、国内で唯一の民間パイロット訓練用の空港だそうで、実際に国内でその日に空いている機体を使って訓練するらしく、繁忙期には行われないのだそうです。この日は全日空のパイロットのようです。

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実は父もここが大のお気に入りらしく、最初に訪れた年には2時間ほど動こうとせず、いつまでも見入っていたそうです。滑走路へのタッチ&ゴーでまた大空へ飛び立ち、大きく旋回してきてまた着陸姿勢でタッチ&ゴー。これを何本も目の前で繰り返すのですから迫力満点です。

この日はけっこう風が強く、着陸姿勢に不安定さが見られるなど難しい訓練だったのでしょう。それを食い入るように見続けている親子3人。男子たるもの車や鉄道や飛行機など、動くモノに対する興味は年齢に関係なく、いくつになっても興味が薄れることは無いのかもしれません。

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後ろ髪を引かれる思いで下地島空港を離れ、次はダイバーを探しに「通り池」というダイビングスポットへ。少し様子を見ていたのですが、残念ながらこの日はダイバーの姿は見えず。おそらく風が強すぎてエントリーが難しい日だったのかもしれません。では、昼飯といきましょうか。