今日は天気予報通り、ここ最近では珍しいほどの暖かさ。いや、決して暖かいというわけではなく、さほど寒くはなかったと言うべきかもしれませんが、これが久々のチャンスだったのです。
おそらく数ヶ月以上もやっていなかった手洗い洗車。やろうやろうと思いながらも土日の洗車場は混んでいますし、だいたいにしてこの冬の寒さのなかで、素手で洗う気力は湧きません。
しかしクルマは汚れる一方ですからやむなく機械洗車を続けていたのですが、さすがにボディにはワックス成分も何もかも残っておらず、でろんでろんの状態を見て見ぬフリだったのです。
午前中に出動した時点から今日は絶対に逃せないと決め、午後3時に帰宅して速攻着替えた後に洗車場へと駆け込んだのであります。いや~ホントに久々で、ごめんね、アクセラ君。
カーシャンプーで全身をくまなく洗ってからシャワーで流し、昨年に購入した液体カーワックスを含ませたクロスで水分を拭き取るという作業ですが、ものの1時間程度で完了したのでした。
ちなみに「BPシュプレーム」というこのカーワックスは、ディープな洗車サイトで評判だったもので、気仙沼に会社を構える気仙沼飯田電機からネットで購入したものですが、簡単なわりになかなか優秀なようです。
ところで、どうでもよい人にとってはどうでもよい事を、こだわる人はこだわる場合があります。ある意味、これはすべての人において言えるのかもしれません。仮に、何一つこだわっている事はない、という人がいるとしたら、そのこと自体が一つのこだわりなのかもしれません。
それは、このことです。クルマのドア上部に装着する「アクリルバイザー」あるいは「ドアバイザー」とも呼ぶ雨よけ用の部品がありますが、私はコレをこれまでのクルマ人生、一度たりとも付けたことがありません。理由は、外観を損ねること、風切音の原因になること、そしてその機能を必要としないからですが、洗車時も邪魔なのであります。
ところが、街の中でクルマをよく見てみると、9割以上のクルマにこのアクリルバイザーが装着されていることが分かります。喫煙率は25%程度ですから、煙の換気の為でもなさそうです。
必ずサービスで付けさせるという人は別としても、この部品は通常1万5千円から2万円ほどのようで、通常はフロアマットと一緒に見積りに必ず記載されます。百円ショップで立派なプラスチックのバケツが百円で買える時代に、このプラスチックの板4枚が1万5千円から2万円なのです。
前述のように、私はこれまでたとえサービスでも付けないできたわけですが、雨の日に走りながら1センチ程度窓を開けても、ドボドボと雨が浸入してずぶ濡れになったことは一度もありません。
百万円単位の買い物の中で1~2万円は確かに感覚が狂いがちですが、必要ないという人は次回の見積書をよく確認された方が良いかもしれません。頼んでもいないのに、セットで記載されていることでしょう。