ケータイ紛失パニック事件

本日、自分のケータイをある場所に置き忘れ、2時間余りの奪還戦を繰り広げました。初めての出来事とは言え、いかに携帯電話へ依存している生活を送っているかを思い知ったのです。

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今日は同業他社の先輩とジョイントの仕事がありました。途中にある富谷の待ち合わせ場所で合流し、私の車を置いて先輩の車で古川へ。無事にお互い良い結果をいただき、先の出発地点まで送っていただいたわけです。丁重に御礼を申し上げ、自分の車に戻りましたが・・。

ん?あれ?ケータイが見当たりません。マジですか?あれれ?やってしまいました。間違いなく先輩の車の中です。ドアポケットに入れておいたのです。参りました。先を急いでいた先輩は、すでに車を出していました。確か次の予定は岩沼とか。

プチパニックに陥った私は、とにかく岩沼方面に車を走らせましたが、先輩に追いつくはずがありません。そうだ、まず連絡をしなきゃ。そうそう、連絡です。確か電話番号は・・。

そうです。先輩の携帯電話番号は私のケータイの中に保存されています。今どき何人もの電話番号を記憶しているはずがありません。携帯電話イコール電話帳なのであります。そうだ、自分のケータイに電話した方が早いかも。しかし、マナーモードに設定している上にドアポケットにあることを先輩は知らないはず。いや、まずは試してみよう。公衆電話で。

とにかく車を岩沼方面へ走らせながら、頭の中で色々なことを考えています。公衆電話、公衆電話。探せば探すほど見当たりません。今は本当に公衆電話が無くなっているのです。以前はコンビニの店頭などでよく見掛けましたが、とうとう国道4号バイパス沿いで公衆電話を発見することは出来ず、事を知らない先輩の車は私からどんどん遠ざかっていくような気がします。

不確定な公衆電話を探すよりも確実に電話がある場所へ。4号線からあまり離れずに電話にたどり着ける場所、それは若林区にあるカミさんの実家です。すぐに向い、電話を借りました。先輩の会社の電話番号を104番で調べ、事情をすべて説明したところ、快く先輩の携帯電話番号を教えてくださいました。そして先輩とも連絡が取れ、待ち合わせた岩沼の某所へ向かうことが出来たわけです。

発覚から約2時間後、携帯電話は無事私の手に戻りましたが、今日の失態は実に堪えました。

個人情報の塊とも言える携帯電話。私は常にロックを掛けていますので万が一紛失しても情報漏洩の危険性は低いとは思いますが、何よりもすべての連絡先をすべて失うということと、公衆電話が極端に少なくなっているということ、この2点の状況は私にとって大きな教訓となりました。

もちろん紛失しない事が一番ですが、携帯電話に関するリスク管理も少しは考えなければならないのかもしれません。なによりも先輩には多大なご迷惑をお掛けしました。深謝。