LEDローソン

最近「LED」という言葉をよく耳にするようになりました。「Light Emitting Diode」の略で「発光ダイオード」という意味だそうです。つまり、発光するダイオードなのでしょうが、ほいじゃダイオードって何よ?となりますと、物理や化学も万年赤点だった私にはお手上げなのです。

なにせ「ダイオード」という言葉を初めて聞いた時には、「大王堂」とかいう漢方薬局の店名かと思ったくらいですからまったくお話しにならず、単なる電子部品の一種だと理解する事にしたのであります。

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昨年の秋頃だったでしょうか。名取市ゆりが丘の入り口にある「ローソン」へ立ち寄った時に、店内の明るさになんとなく違和感を覚えて天井を見上げたところ、普通の蛍光灯に代わって粒状の小さな照明が十字に埋め込まれていたのです。あれ?これって・・例の?LED?

缶コーヒーを買いながら店員さんに聞いてみたところ、やはりそうなのだと。見事ですね~。

昨年の「光のページェント」にも一部で使用されたというLED。聞くところによると消費電力が圧倒的に少なく、また製品自体の寿命も非常に長いのが特徴なのだそうで、「ローソン」ではおそらく新規店舗から店内の照明にLEDを採用し始めたのでしょう。仙台駅前のお店もこの通り。

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もちろん導入コストは掛かるのでしょうが、24時間365日照明を点灯しっぱなしのコンビニなどでは、様々な効果が期待できるのでしょう。電気代はもちろんのこと、切れた蛍光灯でのイメージダウンも防げますし、蛍光灯を交換する手間も省くことになりそうですが、一般家庭での導入はどうなのでしょうか。

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昨年の8月、わが家の白熱電球7灯を「電球型蛍光灯」に取り替えたことを記事にしました。当時も家庭用のLED電球はすでに販売されていたのですが、まだまだ1個7千円前後と目ん玉が飛び出さんばかりの高額商品でしたので、当然のことながら電球型蛍光灯を選んだわけです。

その後、電気代は月に約500円前後下がり、あれから8ヶ月経って元は取れたのですが、今はLED電球も1個3千円前後にまで下がったようです。消費電力も電球型蛍光灯の約半分、1日10時間点灯して10年使えます!とのことですが、引越しの際は取り外すのですね。いずれにしても、将来は検討する機会が訪れるのかもしれません。