二者択一あんかけ問題の巻

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なんだかんだで月に1回は食べてしまうあんかけモノ。決して「あんかけ中毒」というわけではないのですが、しばらく食べていないとあんかけモノを身体が要求してしまうのが不思議です。

いよいよ冬本番で気温がどんどん下がってくると迷いだすのが、あんかけを「つゆ」でいただくか「焼き」でいただくかなのです。これに関しては相当に悩む問題で、ジャスコ中山の中国料理トータスに足が向いている途中から悩み始めます。うわっ、もうお店だよ。どうしよう・・。

うわうわっ、いったいどっちにすべきなのよ・・と悩んでいる間に席に通され、メニューを渡されてジャスミン茶を出されるのですが、そんなことより今日は「つゆ」なのか「焼き」なのかです。

このお店でつゆ系のあんかけ代表と言えば「えび入りつゆそば」で、焼き系の代表はもちろん「五目入り焼そば」なのですが、これが実に良い勝負で本当に決め難い問題なのであります。

マジで困ってんです、みたいな顔つきは少しも見せず、涼しい顔をしてメニューを眺め始めるのですが、それはただのポーズであって、頭の中はお店へ入る前から二者択一なのですから。

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この際、もうどうにでもして!というほど決めかねて、メニューを一通り眺めるふりをしながら時間を稼いでも結論は出ません。そんなに優柔不断な自分だったっけ?と思い起こしても、通常は決断にそれほど迷うことはないのです。しかし、この二者に関しては、もうタジタジです。

ううぅ・・とっくにリーチでテンパっています。お店のスタッフもチラチラとこちらを見始めました。こんなことなら来るんじゃなかったなどど訳のわからないことを考えてしまったり、よくある「半チャーハン」のように、なぜそれぞれが半分の量で用意されていないのかと嘆いてみたり。

いっそのこと「ハーフ&ハーフで!」と勇気を出して言ってみようかと思ったりもするのですが、そんなことは鼻であしらわれるのがオチで、何の解決にもならないのは承知しているのです。

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少し冷静になって考えてみれば、なにもコレが最後の晩餐でもあるまいし、また来ればいいじゃないかと思い始めると少し気が楽になってくるのです。そうそう、とりあえず今日はどっちかを食べて、次回は今日食べなかった方を食べて、順繰りでこの二つを食べればいいじゃんかと。

な~んだ。そういうことですよ。はっはっは。バカみたいな事で悩んで無駄な時間を費やしてしまったようです。では、とりあえず今日はまずどっちかを。で?どっち?どっちからなのよ!!