「懐かしのマッチ」シリーズ。仙台のお店だけでもまだ多数のマッチが残されていますが、機会を見て少しずつご紹介させていただこうと思います。今回出てきた中では、個人的に「仙台ホテル」が実に感慨深いところであります。
今回のコピー大賞は、茶房エスポワールの「あなたのための あなたの茶の間」、東北電力宮城支店の「パパの部屋 坊やの部屋にもコンセント」というあたりが文句無しでしょうか。
こうしてみるとマッチは一種の芸術作品と言えなくもなく、当時はそれが末端で行われる広告宣伝活動だったのでしょうから、今思えばある意味ずいぶん凝った手法だったと思えるのです。
今でも一部のナイトスポットでは百円ライターで同様のことが行われているようですが、マッチとはどこか趣が異なるようで画一的に見えてしまいます。やはり灯の色が温かいのかもしれません。