元祖横手焼そば 神谷焼そば屋

食べ物の好き嫌いがない私は主食に関しても特にこだわりはなく、米はもちろんパン類や芋類、麺類や粉モノなど、食事は何でもありがたく口に入れてしまう完全な雑食なのであります。

秋田のお土産でいただいた「横手焼そば」。我が家にとっては焼そばも立派な夕食で、むしろ白飯以外の夕食はなぜかウキウキしますし、おかずを考える必要がないぶん、楽なのです。

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「元祖 神谷焼そば屋」と書かれたパッケージで、聞いたことがあるような無いような・・。最近は焼そばと言えば「石巻焼そば」ばかりを食べている私たちにとっては久々のご当地モノです。

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開けてみてビックリ。なんと入っていたのは生麺で、これを5分間茹でてから水洗いし、それを焼そばとして調理する方法のようです。ひと手間以上掛かりますが、早速試してみましょう。

中華鍋や少々重いフライパンを使う鍋振り作業はいつも私の仕事。たっぷりの挽肉とキャベツを炒めてから水切りした麺を入れ、強火で手早くさらに炒め、添付のソースを加えて調理はまもなく終了。皿に盛り、これに半熟の目玉焼きを乗っけて完成です。

うん、美味しいですね~。さらさら食感の「石巻焼そば」に慣れていると麺が少し重く感じるのですが、茹でたて麺のコシもいい感じで、ソースが絡んだキャベツも侮れない美味しさです。

以前に本場の横手で食べた焼そばより美味しいかもなぁと思いながら、そう言えばあの時はどこで食べたんだっけ?とパソコンに保存してある画像を調べてみたところ、なんと衝撃の事実が。

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ご想像通りのオチなのですが、「神谷焼そば屋」の実店舗で食べていたのであります。日付を確認すると2008年の春で、確か秋田旅行の際に横手へ立ち寄って食べたのでしたが、正直なところ驚くほどの美味しさではなかった為に、強く記憶には残っていなかったのかもしれません。

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これらはその時の画像で、麺は確かにほとんど同じように思います。これを見る限りでは、おそらく「玉子」入りを食べたのでしょうが、実店舗よりも今回のお土産でいただいた方が美味しかったという微妙な事実。う~ん・・気のせいなのでしょうか、それとも、たっぷりの挽肉とキャベツが味に寄与したのでしょうか。いずれにしても美味しいお土産をご馳走さまでした。