先日、西会津の帰りに安達太良ＳＡに寄って買ってきたのが、かんのやの「くるみゆべし」と、柏屋の「檸檬」で、「れも」と読ませるようです。
どちらも郡山に本社を構える老舗の菓子店ですが、郡山にはもう一つ有名な「ままどおる」を展開する三万石という会社もありますので、知名度の高い三大菓子店がすべて郡山に揃っていることになります。
20年ほど前に、転勤で少しの間だけ郡山に住んでいたことがありました。ちょうど春に異動したので、なんと言っても「開成山公園」の桜は実に見事でしたが、年を越す前に仙台に再度呼び戻され、残念ながら郡山の四季をじっくり味わうことは出来ませんでした。
郡山に住んでいた頃、仙台へのお土産としてよく利用していたのがこの三大菓子店で、柏屋の薄皮饅頭、三万石のままどおるかエキソンパイ、そしてかんのやのゆべしをローテーション。
ところが、個人的には柏屋のなかで薄皮饅頭よりも注目しているのが、この檸檬なのです。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、コレは一言で言えばレモン風味のクリームチーズケーキで、しかも直径が６センチ程度と、頻繁にはスイーツ系に手を出さない私でも丁度良い大きさで、しかももちろんとても美味しい。薄皮饅頭を何個か頂くよりも、一つの檸檬をちびちび楽しむ方が、私の場合には幸せになれそうです。
