SENDAI光のページェント 2011

なかなか見に行くチャンスに恵まれなかった今年の「光のページェント」。今週に入ってからは一段と寒さが増して夜には天候も悪化する日が続き、やはり先週のうちに見に行っておけば良かったと少し後悔していたのですが、昨夜に友人たちと忘年会を開くというカミさんを街まで送りついでに、念のためカメラも持ちだしたのであります。なんとか雨が降りませんように。

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昨夜は夜に雨が降るという予報だったのですが、どうやら何とか持ちこたえてる様子。よし、今日のチャンスを逃したらクリスマスが過ぎてしまいます。クルマを定禅寺通り裏の駐車場へ置いて、いざ出陣。仕事帰りにクルマの中から何度かこの光景は見ていたわけですが、実際に自分がこうして光りの下に降り立つと、その迫力は段違いだということが分かります。

今年は「WEST PARK」会場がグレードアップされたとか。ウエストパーク?西・・公園。要は西公園じゃんか、というツッコミは抜きにして、まずは西から東へゆっくり攻めてみることにしたのですが、この時にスゴい冷気が上空から降りてきます。風も強くなってきました。

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例年よりも一段と素敵な装飾が施された西公園会場。何台かの屋台カーも出店され、いつもとは明らかに違う雰囲気です。多くの人たちで混雑することもなく、ゆっくりと静かに鑑賞できるスポットとして、今後は是非とも恒例の「WEST PARK」会場にしていただければと思うのでした。

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さて、いよいよ東へと移動です。今回は先日に手に入れたばかりのオリンパス E-PL1sを持ち出しました。まだ使い方をマスターしていないために少し慣れておきたかったのと、はたしてデジタル一眼レフとどの程度の差があるのかということも確認してみたかったのです。

練習する時間もないまますべてオート機能である「iAUTO」でパシャパシャと撮ってみたわけですが、2万4千円台のカメラとしては予想以上の仕事ぶりです。もちろんすべて三脚無しの手持ち撮りですが、意外にも効き目のある手ブレ補正で1/20秒でもギリギリのセーフ。

細かいところを比べれば、デジタル一眼レフに分があるのは間違いありませんが、コンデジよりもはるかに大きいイメージセンサーが、この撮りやすさに貢献しているのでしょうか。高感度の耐性も思いほか頑張っており、肩肘張らず気軽に持ち出すにはうってつけのカメラのようです。

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幾多の苦難を乗り越えて開催にこぎつけた今年の「光のページェント」。主催者やスポンサーの皆さんはもちろん、全国各地から応援してくださった方々にも深く感謝しながら鑑賞させていただきました。心なしか例年に比べれば少し寂しく感じたのは、自分でもなぜかは分かりません。この時期の人の出に関わらず、午後10時には消灯されてしまう寂しさでしょうか。

100万都市仙台。いつの日か、少しでも早い時期にまた100万個の電球がこの街に灯ることを期待しながら、そしていつか青葉通りの電飾も再開し、毎年のように仙台市の人口と同じ数の電球が永遠に増え続けていくことを祈りながら、今年のページェント会場を後にしました。

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