さて、ここで問題です。大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
その「USJ」で、昨年に登場した大人気のテーマパークは次のうちどれでしょう。
1.ハラー・ヘッター
2.ナニー・クッター
3.カリー・クッター
4.ハラー・ポッテー
5.ワリー・コッター
カミさんが、姪たちと一緒に「USJ」へ行きやがりました。姪の長男が小学校を卒業したことで旅行にでも連れて行こうとなったらしく、うちのカミさんは保護者の保護者役として特別の招待を受けたようです。私は私で桃太郎航空の手配やら空港の送迎やらに駆り出され、力関係を思い知る日々。
おみやげ何がいい?いや別に何も・・。あ!ほら、あれ!百味ビーンズ!売ってたら買ってきてよ。
噂には聞く百味ビーンズ。テレビでは芸能人がモノ凄い顔をしながら口にするシーンも見られたアレです。鼻くそ味、ゲロ味、ミミズ味など。食べたくないようで食べたいような、興味津々なのです。
というわけで初体験の百味ビーンズ。7~800円ぐらいなのかと思いきや、なななんと、1,800円だというではありませんか。値段を知っていたらお願いしなかったシロモノですが、時すでに遅し。
話題性のある土産品か話しのネタとして、一生に一度は賞味させていただくという類なのでしょう。
とか何とか、値段を聞いた後にはケチを付け気味ですが、食べてみたかったのは正直なところです。
「百味ビーンズ」といいながら、実際には20の風味を用意する特製キャンディ。箱の大きさから想像するよりも内容量は多い感じで、カラフルなその様子を眺めていると少しワクワクしてきます。
さて実食。探し出すのが少し難しいなかから選んだのは、鼻くそ味、ゲロ味、そして腐った卵味の3種。口に入れて噛んだ瞬間、ウゲ~!ダメだこりゃ!と吐き出す覚悟で臨んだわけですが、結論としては恐れるに足らず。私の味覚が異常なのか、それともヤギ汁など幾多の訓練を経て鍛え上げられた味覚だからなのか。これらを吐き出すようでは、よほど上品な食生活を送っていると言えそうです。
これから試される皆さんのために、ここで詳しい風味の解説は避けますが、大体にして私たちが子どもの頃はみんな鼻くそを食べていましたし、少し腐った卵を食べたことも、ゲロを吐いたこともあるわけです。それらから想像する劇的な風味を、とても小さく優しくした感じということでしょうか。
とは言え、まだすべてを試したわけではなく、ミミズ味や耳あか味など、実際にこれまで口に入れたことがないモノもまだ残されています。おそらく大丈夫だとは思いますが、少しは武者震いします。
大阪の「USJ」まで行くには遠いなぁという宮城の皆さん。私たちはベニーランドがあるではありませんか。地下鉄東西線が開通すれば今よりもっと行きやすくなる「八木山ベニーランド」。残念ながら百味ビーンズはありませんが、一歩足を踏み入れるだけで百味の郷愁を感じることでしょう。