宮城県でもようやく梅雨明けが宣言され、全猫(全国猫協同組合連合会)の組合員である我が家のニャンコ先生たちにとっては、いよいよ一年中でもっとも厳しい季節へ突入したと言えます。真夏でも毛皮のコートを脱ぐことができない彼ら。この時期だけは日中の空調を調整する必要があるのです。
1ヶ月ほど前でしょうか。カミさんがニャンコ先生たち用にブラシを購入して帰りました。その名もトレルンダ君。実に理解しやすいネーミングは小林製薬の商品かと間違えるほどですが、これは「株式会社トレンディワン」という日本のメーカーが製造しているブラッシング用製品のようです。
これがまた、本当にとれるんだ。もちろん、猫種や毛の長さによっても違うのでしょうが、シリコンゴム製だという柔らかいブラシ自体は程よく滑りが悪く、さらに静電気も発生させる効果なのか、とにかくわんさかわんさかとムダ毛がとれるんだ。
少しやっかいなのはその静電気で、取れた毛がまた彼らにくっついたり、こちらの腕や服にまとわりついたりと、このトレルンダ君を登場させる際には、掃除機のスイコムンダ君の出番が必要となります。とは言え、このブラシは彼らに絶賛好評中なのです。
育ちが良いのか、シツケが良いのか。実に礼儀正しく、品行方正でお行儀の良い兄ちゃんニャンコ。
今日で3歳を迎えた兄ちゃんニャンコのビータ君。猫の3歳は人間に換算すると28歳だそうで、いつの間にやら立派な大人になっていたということです。相変わらず弟ニャンコに対する訓練には余念がなく、「行き倒れの術」を身をもって熱心に教え込もうとしている最近の彼は、私たちから長官と呼ばれて尊敬されています。長官!お誕生日おめでとうございます。これからも末永く、お元気で。