ニャンコ先生の足回り

今月で1歳を迎える我が家のニャンコ先生は、相変わらず今日も元気です。どうやらどこかにターボの切り替えスイッチがあるらしく、オフの時にはのらりくらりと省燃費運転をしているのですが、ひとたびオンのスイッチが入るともう大変。5.7kgと少しずつ増えてきている車重をものともせず、全開で高回転を叩き出します。おかげて、床にはホイールスピンの跡だらけ。

畳の部屋は多少のグリップが効くようですが、板の間ではまるで煙をたてるようにホイールが空転します。まるでマンガのワンシーンでも見ているかのように、足回りがクルクルしているのに車体がワンテンポほど遅れて飛び出す状態。もしやタイヤがすり減っているのでしょうか。

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グッドイヤー製のオールシーズンタイヤを履く我が家のニャンコ先生。初めて見た時に驚いたのが、そのピンク色のタイヤです。ウチへ来たばかりの頃は、まるで地面に足を付けたことがないと思われるほどの卸したて。薄くて柔らかくて触れるのもコワイくらいプニプニでした。

そしてあれから8ヶ月。畳あり板の間ありカーペットありの複合コースで鍛えられたその足回りと同様に、そのタイヤはすり減るどころか1人前の耐久性も持ち合わせてきているようです。ということは、あのグリップ不足はどこからきているのか。確認してみると、どうやら毛が。

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5月の去勢手術を終えて数日後、ふとしたことから足毛が綺麗に切り揃えてあることに気が付きました。あれ?4本とも毛が綺麗になっていただけではなく、なんとすべての爪も綺麗にカットされていたのです。はは~ん。おそらく動物病院の先生です。何も言わず気を利かせてくださったのでしょう。その心意気に、グルーミング代として少しのケーキを持参したのでした。

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それ以来、伸び過ぎた毛と爪はカットしていたつもりなのですが、またそろそろグリップ感が損なわれてきたのかもしれません。フロントがダブルウィッシュボーンでリアがマルチリンクといった独立懸架式の足回りを持つ我が家のニャンコ先生。もちろん4輪ディスクブレーキも装備しているのですが、タイヤの溝に毛が挟まっていたのでは思うような制動力も得られません。

とは言え、あまりブレーキが効き過ぎても前につんのめって宙返りしそうですし、このままでは相変わらず発進時にホイールスピンを繰り返すばかりです。う~ん・・ 実に難しい問題です。誕生日のプレゼントにもう少し高いタワーを用意して、上下運動への興味を引き出しましょうか。