新しいノートPC ASUS TransBook T100TA

2週間ほど前のことです。パソコンの調子が徐々に悪くなり始めました。5月あたりから、何となくシャキッとしないなぁという雰囲気はあったのですが、少しずつ本調子とはほど遠い状況が伺える我が相棒。ちょっと、冗談でしょ?しっかりしてくれよぉ。決して使えないことはないのですが、電源を入れて時間が経つにつれて動きがどんどん鈍くなるという症状なのです。そろそろ壊れる前兆?

思えば、2006年の末に購入してから、すでに7年半も働き続けてくれているDELLくん。昨年の秋にはXPからVistaへと衣替えを行い、ますます絶好調に見えたのでしたが・・。さすがに疲れが出てきたのでしょうか。それにしてもヤバい。WindowsXPが仕事で使えない今、もしDELLくんが完全に動かなくなったらアウトなのです。それ以降は必要最小限の使用にとどめ、万が一のためにデータのバックアップも取りながら、取り急ぎサブ機としてノートパソコンを物色する日々が続きました。

非常時のためにサブ機を用意しておくことは4月以降の検討課題でもありました。今回のようなことが必ず起こるからです。しかし、結局はそのままズルズルとDELLくんだけに頼る日々が続いたわけです。ボクもたまには休みたいよぉ。早く後輩を入れてくださいよ。そういうことなのでしょうか。

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安い早い軽い。DELLくんの後輩として新たに受け入れるべく、私が望むこのキーワードに合致したのが「ASUS TransBook T100TA-DK32G」という機種でした。まず安い。コジマの楽天市場店で、約39,000円の提示価格から貯まっていたポイントを使って33,300円。そして早い。BTOではありませんので、もちろん注文した翌日には到着。さらに軽い。約1kgという重量だそうです。

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仕事上のシステムでWindows 8.1が使えるようになったことと、事務作業を徐々にペーパーレス化させていくという指針もあり、1,366×768ドット10.1型ワイドタッチスクリーンIPS液晶で、しかもディスプレイ部を外すことでタブレットとしても使えるというこの機種に注目したわけです。さらに、バッテリー駆動時間のカタログ値は実に約15時間。実際でも10時間を下回ることはなさそうです。

Windows 7を通り越して、もちろん初めてのWindows 8.1。まるでスマホのような画面と操作感覚に最初は戸惑いましたが、要は2つの舞台が用意されていると理解すればよいのでしょう。

アプリと呼ばれるWindows8.1用の役者を動かすにはエイト劇場。そして、これまでの役者たちはお馴染みのデスクトップ劇場で活躍してくれます。慣れれば、意外にも面白そうなエイト劇場。

驚いたのはWindows 8.1の起動の早さで、私が朝にベッドから立ち上がるよりも明らかに早いのは間違いなく、しかも低価格なわりにはサクサクとよく動いてくれる評判通りのパフォーマンスです。

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新人君にすべてのセットアップを施し、いつでも稼働可能な状態を整備したうえで、先週の後半にはDELLくんのリカバリーを実施。これで調子が戻れば実にありがたいのに。そう祈っていたところ、何ごとも無かったかのようにケロッと元気になったDELLくん。今では胸を撫で下ろしています。

もしかしたら、今回のことは優秀で勤勉なDELLくんが、早めにサブ機を用意させるきっかけを作ってくれたのかもしれません。とりあえずメインのパソコンは元に戻り、加えてスマホでのテザリングによるASUS TransBookのモバイル環境も整いました。実に久しぶりで購入した新しいノートPC。

時代の進化には驚くばかりですが、10.1インチには老眼鏡をあと0.5度上げる必要がありそうです。