中辛カルビラーメンとの激戦

いつもクルマで通る仙台市内の旧市街地に、1軒の肉屋さんがあります。そこは一方通行の交差点の角で、なぜか私が赤信号で停まる確率は80%。左側にあるそのお店は、見るからに昔ながらの町の肉屋さん。美味しそうなコロッケやメンチカツなどが店内のショーケースに並べられています。

入り口のガラスには、自家製の惣菜や自慢の肉類など、おそらく筆で書かれたと思われるPOPが整然と貼ってあるわけですが、その中の1枚がいつも気になっていました。それは「仙台牛カルビー」。

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それはさておき、今日は仙台の最高気温が1.5℃だったそうです。だいぶ涼しくなってきたと言えそうですが、これは気象台が発表した数値であり、我が家の近辺では日中も-1℃だったようで、場所によっては真冬日を記録したのではないかと思います。つまり、街全体が新鮮なチルドルーム状態。

こうなると連日の辛味処方が必要となってくるわけで、チョーシをコイてまたまたカラダの中から食べ物で温める作戦に打って出ました。本日の相手はカルビーラーメンではなく、カルビラーメン。

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仙台市青葉区の中山にある「韓国創作家庭料理 わが家」。わりと近いということもあり、開店当初からちょこちょこ立ち寄るようになりました。ここでのお目当ては少なくないのですが、今日のような極寒日には間違いなくコレ。カルビラーメンであります。普通、中辛、大辛から指定できる辛さ加減ですが、今回は初めての中辛に挑戦。おそらく今日の低気温具合がそう仕向けたに違いありません。

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中辛のカルビラーメンを相手に、今回はなんとか激戦を制しました。決して辛さに強いタチではなく、中辛程度でも鼻の頭や額から汗が噴き出るのですが、スープの甘みやコクが感じられるギリギリの辛さはクセになりそうでもあります。以前に比べて少しは辛さに強くなったような気もするのですが、それはおそらく、あまり喉を開かずに食べる方法を習得したからでしょう。この手の食べ物で厄介なのは、すすっている時に辛味が喉の奥にピョコっと張り付くことです。これを防ぐために喉を必要以上に開かないわけですが、まったく開かないと食べ物が喉を通りませんので注意が必要です。

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ランチにセットされる本日のお茶はサツマイモのお茶だとか。紫芋のような色をしたポタージュ系のそれは、まさにサツマイモ風味の優しい甘さでホッとします。ここ最近の寒さのせいで連日の辛味処方となってしまいましたが、少しは胃を休めることも必要なのかもしれません。とは言え、今回の激戦相手であるカルビラーメンランチは税別750円。このパフォーマンスなら体内温暖化に最適です。