とうとう今年もこの日がやってまいりました。私たちが持ち寄る正月飾りや古いお守りなどが焚き上げされ、その御神火にあたることで一年の無病息災や家内安全を祈願するお祭りであるどんと祭。
一部の地域を除いては、宮城県内の各神社などで本日14日の夕刻から一斉に行われているはずで、明日以降は松飾りが姿を消すことにもなり、正月気分も今日までにしなさいよ! ということです。
大崎八幡宮のどんと祭は2年ぶり。一昨年は偶然にもちょうど夕方の点火時に遭遇し、神職の皆さんが松明の火を持ってまわる儀式も拝見することができました。昨年はご存知の通り東日本が大雪に見舞われ、御神火にあたることを断念し、正月飾りだけを薬師堂に持参したことを思い出します。
あいにく今日は平日ということもあり、予定よりも完全に出遅れ気味。臨時駐車場として解放された近隣の小学校はすでに満車で空き待ち状態。しくじったか・・とも思ったのですが、入る人あれば出る人もあり。約15分ほどでクルマを置くことができました。今月の5日に済ませた初詣は、南側のいわゆる表参道を通ったわけですが、今回は臨時駐車場の位置関係で、北参道から境内へと。
途中で御神火にあたりつつ、参拝のために列を成す裸参りの皆さん。いつになく多く感じられる屋台の数々。そして燃え盛る炎。とうとう今年もこの日がやってまいりました。御神火にあたり、無病息災を静かに祈願しながら、もう一度自分に言い聞かせます。いいか、正月気分は今日までだぞ。