少し寒さが緩んだと思ったら、またまた寒気団ご一行様のお出ましで、今年の寒さはまったく休まる気配がありません。歩道や日陰の雪は解けないままで、洗車をしても綺麗に過ごせるのはせいぜい2日間。雪を見ない日が珍しく、もはや毎日がホワイトデーなのであります。
近くのイオンに買い物へ行った本日の夕刻。カミさんがレジを待っている間にぷらぷらしていると、お?あれは?もしかして・・。よし!おそらくバレンタインデーで売れ残ったチョコレートを叩き売りしているのでしょう。
目標物から目をそらさずに早足で近寄ってみると、あららら?ホワイトデーですと?はやっ。バレンタインデーから1週間も経っていないというのに。
なるほど、そうですか。確かに、この特設売り場を撤収させてまた設営するよりも、そのままホワイトデー商戦を展開したほうが効率が良いというものです。少なくとも「ひなあられ」よりははるかに売上を期待できる商戦なのでしょうが、チョコレート!という明確なインパクトが無いホワイトデーは、私たち男性陣にとっても未だに何となく焦点がボケる感じがするのです。
などと思いながら陳列された品々を眺めていたところ、あれ?これ、猫チョコ?先週に口へ入れたばかりの猫チョコが並んでいます。しかも今回は違うバージョン。前回は確か「モンシュシュ」というシリーズでしたが、これは「キャッツファクトリー」という商品群。
へ~。こういうシリーズもあるんだ。レジを通り終えたカミさんの元へ引き返し、さっそく報告を。
どっちみちいずれは買うんだから、今日買ってしまいましょう。ずいぶんと早いホワイトデーの贈りものですが、このニャンコ先生ならぬニャンコパティシエたちが作るお菓子は、きっと美味しいに違いありません。
というよりも、私たちはこの秀逸なパッケージによって、連続してまんまとビアンクールの顧客となってしまったのであります。まさに、やられっぱなしです。
もちろんこれらはカミさんに贈ったものですが、その前に私が毒見をしなければなりません。万が一のことがあってからでは大変だからです。
1個目。うん、大丈夫だね。2個目。うんうん、これも大丈夫そう。3個目・・。え?もう毒見しなくともいいって?いい加減にしろと?
この調子では、今後も私が毒見し続ける可能性が高いホワイトデー用のお菓子。残念ながら昨年は「幻のホワイトデー」となってしまったわけですが、今年は平穏無事に迎えることを願うばかりです。昨年の分も含めて「4倍返し」と言われないように、今回は静かにそっと渡しましょう。