コンビニカフェ

ここ最近は平均で1ヶ月に2.5kgほどまで増えてきている我が家のコーヒー消費量。2人家族で、しかも自宅だけで飲むレギュラーコーヒーの量としては、決して少なくないのかもしれません。ホントにそんなに飲んでんの?計算してみたところ、だいたい合っています。朝には5杯分を淹れ、夜には3杯分を淹れます。1杯分を10gとして1日80gですから1ヶ月で2,400gとなり、なるほど2kgではまったく間に合わないはずです。とは言え、コーヒーの味には意外に寛大。なんでもOKなのです。

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最近のコンビニエンスストアで目にするようになったのが、カウンターの端に置かれたコーヒーマシン。仙台では、この夏に最後の大御所であるセブンイレブンがコーヒーマシンを導入をし始め、これでメジャーのコンビニチェーンがすべて揃ったというところでしょう。以前は缶コーヒーを買って飲んでいた私も、最近ではこれらのコンビニカフェによく手を出すようになりました。なんのなんの、意外に美味しいからです。特にホットコーヒーとなると、缶コーヒーでは太刀打ち出来ません。

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これまではセブン以外すべてのコンビニカフェを飲んでいたはずですが、セブンイレブンでも始めたことを知ったのが確か7月頃。若林区の遠見塚にあるセブンイレブンに立ち寄った際、大々的に売り出しをやっていたのです。店内外にはコーヒーのPOPだらけ。しかも、なんだか他よりも立派で大袈裟なマシンが鎮座していました。お?とうとうセブンもだ。しかも、1杯100円とは戦略的です。

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その時に飲んだセブンのホットコーヒーは予想以上に美味しく、それまで自分のなかではナンバーワンだったミニストップのコーヒーに迫る勢いでした。うんちくボードには、1杯ずつドリップするマシンだと書いてあり、しかもレギュラーカップはホットもアイスも税込み100円。これでは缶コーヒーを買う機会が一気に減りそうです。

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あれから約2ヶ月。やっとこさ近所のセブンイレブンでも最近導入したようで、蒸し暑かった本日に初めてアイスコーヒーで祝杯をあげました。アイスのケースに並べられた氷入りのカップのパックをレジで会計し、あとは自分でマシンにセットしてボタンを押します。おそらくスタッフの手をわずらわせないように考えられたシステムですが、この氷入りのカップといい、アイスケースの一画を占める場所といい、100円の売り上げの割には意外にコストが掛かっているのかもしれません。

とは言え、もちろん缶コーヒーよりも粗利が取れるからこそ展開し始めたのでしょう。実はお互いにラッキーなコーヒーと言えそうです。

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ラテ系を排除してドリップコーヒー1本に絞ったセブンカフェ。とあるファミマでは、コーヒー類にマシュマロなどのお菓子を付けたり、数種のシナモンシュガーを用意したりと、今やコンビニカフェが面白いことになっています。一方で、街ナカでは相変わらずのにぎわいを見せる各コーヒーチェーン店。この日本は、意外にもコーヒー大国と言えるのかもしれません。もちろん安くて美味しいコーヒーに越したことはありませんが、昔のジャズ喫茶で出されたような、鍋で沸かした少し焦げ臭いコーヒーもまた恋しいとも思うのでした。