新緑の仙台

まるで3月かと思うくらい、寒くてブルブルと震えていた昨日の天気と打って変わり、本日はまさに初夏の陽気。今日も所用で街へ出掛ける予定があったのですが、郵便受けに放り込まれた「仙台国際ハーフマラソン大会」による交通規制を示すチラシを見て、午前中はおとなしくテレビでマラソンの観戦を。本気で走る選手は昨日の方が良かったのかもしれませんが、市民ランナーやそれを仙台市内で応援する人は、おそらく今日の天気に感謝していたのでしょう。

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それほど気持ちの良い一日でした。仙台に限らず全国的にそうかもしれませんが、梅雨に入る前のこの時期は一年の中でも特に心地よい季節です。どうやら私たちが桜の花に目を奪われていたスキに、木々の若葉はどんどん成長を続け、いつの間にか立派な葉が空を覆い尽くすまでになったようです。いよいよこの定禅寺通りも、初冬までは日陰になる季節です。

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昨日も街ナカは多くの人で溢れていました。おそらく、約1万人の参加だったというマラソン大会の参加者やその関係者が仙台へ集結されていたのかもしれません。そして今日の午後も同様に、仙台市内はいつもより賑わっていたようです。ビッグイベントの一つである「仙台国際ハーフマラソン」が無事に終了した午後に「母の日」まで重なり、さらにこの五月晴れ。

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三越の地下から地上へ這い上がると、表の一番町通りでは何やら聞き慣れたお囃子のリズムが。あらら?なんと「すずめ踊り」の各チームが一番町を南側からこちらの方へ踊り来るのです。久しぶりに拝見する躍動感。もしかしたら来週に開催される「仙台青葉まつり」の準備運動なのでしょうか。いずれにせよ、この楽しそうな踊り具合に期待が高まります。

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昨年は震災の影響で中止となった「仙台青葉まつり」。まさに初夏の仙台を彩るお祭りで、来週の5月19日(土)と20日(日)に2年ぶりで開催されるのは実に喜ばしいことです。さらにその翌週の26日(土)と27日(日)に盛岡市で開催される「東北六魂祭」。こちらも大いに期待したいところで、いずれも東北の清々しい初夏を味わうには絶好の機会です。何とか晴れますよう!