蔵の陶器市 2012

今年で12回目を迎えるという「蔵の陶器市」。村田町を代表するイベントの一つで、昨日19日の金曜日から明日21日の日曜日までの3日間の予定で開催されているようです。私たちも数年前から恒例のお出掛けイベントとなり、今回も中日となる本日に散策してまいりました。

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未だに震災の影響が色濃く残る村田町。多数の「蔵」が被害を受け、なかには今も復旧を終えていないところも目にします。そのような状況で昨年は奇跡の開催を果たし、そして今年も昨年以上の窯元が集結したというのは実に嬉しい限りです。出店窯のリストを見ると、北は北海道や青森から、南は滋賀や三重から、総勢54もの窯元がこの小さな町を陶器で彩ります。

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はたして今年はいらっしゃっているだろうか。数年前に出会った亘理郡山元町の陶芸家。聞くところによると、展示場所の数が限られている関係で、出店自体は応募される窯元のなかから抽選で決められるのだとか。また、その年によって出店場所も変わってくるわけです。

昨年に無事お会いできた時には少し感動してしまいましたが、今年もしっかり出店されており一安心。毎年のように、同じ窯元の陶器を少しずつ揃えていくのは楽しみの一つでもあります。さらに今年は初出店だという窯元からも少し。来年も是非。お互いにそう願うのです。

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正確無比でほぼ均一なクオリティを誇る工業製品とは違い、一つ一つの出来栄えとその表情が微妙に異なる陶器たち。これが実に人間的な温かみを感じさせるのです。以前に百均で揃えた食器が少しずつ減り、その代わりに「陶器市」で仕入れた器が少しずつ増えてきたウチの食器棚。器にこだわる食事処が美味しいように、我が家の味も少しずつバージョンアップしそうです。

昨年の様子はこちらから。

気が付けば10月も半ば。このところ外出する機会も無かったのですが、家に閉じこもってばかりいても息が詰まるばかりですので、気晴らしも兼...