大河原のさくら 2013

なんとなんと、県南で所用が入っていた本日は絶好の花見日和。朝から晴れ渡り、それほど風があるようにも感じません。おそらく今日を逃したら県南部のさくらを見るチャンスは訪れないかもしれないと、気が気ではなくパタパタし始める自分。そして無事に所用も終えて、大河原へ駆け付けたのが14時半。河川敷の駐車場はごった返していたので、旧町立病院跡地へ。駐車協力金は500円也。

それにしても、大河原町から柴田町へ連なる「一目千本桜」は今や全国区なのでしょうか。平日だからと油断していたのですが、白石川付近に近づくにつれて町内は大渋滞。全国区と言うのは大袈裟にしても、東北では確実にさくらの名所といった感があり、県外ナンバーも実に多く目にするのです。

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おそらく日頃の行いが良くないのかもしれません。お昼までの晴天はどこへやら。いつの間にか西から空一面に雲が広がり始め、まるで寒気が降りてきたかのように気温も一気に低下し、風も吹き始めました。だみだこりゃ。いかりや長介風に独り言をつぶやきますが、帰るわけにはいきません。

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昨年の記録を確認すると、4月の24日に船岡城址公園へ登り、晴天の下で満開の一目千本桜を上から楽しんだようです。今年は大河原で下から楽しもうという作戦だったのですが、残念ながら太陽だけは味方に付けることができませんでした。とは言え、ここ白石川堤のさくらはボリュームも圧巻。まさにさくらだらけ。花を咲かせている木々をよく見るとかなりの老木も多く、歴史を感じさせます。

宮城県南出身者の方々には、主に白石の益岡公園や柴田町の船岡城址公園、そしてここ大河原町のさくらは、何度も目にしてきたお馴染みの風景なのかもしれません。春が来るとなぜか必ずまた目にしたくなる。ここをよく歩いた三十数年前と変わらぬさくらの勇姿に、敬意を表するのであります。