仙台青葉まつり2012

2年ぶりで開催された「仙台青葉まつり」。素晴らしい晴天にも恵まれ、まるで昨年の分まで取り戻すかのような熱気のなか、昨日と今日の2日間にわたって無事に開催されたようです。

昨日に「宵まつり」、そして本日には「本まつり」という日程でしたが、残念ながら今日は予定が入って見ることが出来ず、そのかわり昨日をたっぷり使って久々に楽しんでまいりました。

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ご存知の通り仙台には「青葉」の付く名称がいくつかありますが、まさに今の仙台は絵に描いたような青葉の季節。晴れわたった青空の下、樹木に生い茂る緑に包まれながら楽しむ「青葉まつり」は、2年ぶりということもあってか実に心地良いひとときです。

保存しているデジカメの記録を確認してみたところ、2009年は雨模様で山鉾巡行が中止。翌2010年は見事に晴れて「時代絵巻巡行」もカメラに収めていたようです。そして今年も見事な青葉晴れ。

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昨日の「宵まつり」で個人的に楽しみだったのは、夕暮れ時から始まる定禅寺通りでの山鉾巡行とすずめ踊り。文字通り「宵まつり」と言えるもので、青空の下で行われる催し物とはまたひと味違った雰囲気です。とは言え、夕暮れまではまだまだ時間があったので、街のあちこちで披露されるすずめたちの舞を見ながら、勾当台公園と市民広場を楽しむことにしたわけです。

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お馴染みの露店や有名メーカーの出店に加え、勾当台公園で目に付いたのが「伊達縁(だてえん)」と呼ばれる縁日屋台の数々。

以前よりも少しずつ拡充されてきているような気がするこの催し物屋台は、常連とも言える東京の混合大学生で結成される「學生俥屋」の皆さんによる人力車無料試乗を始め、同じく無料の「おばけ屋敷」、また「時代衣装屋」や「青葉寄席」など、いずれも低価格で大人も子供も楽しめる内容となっています。

お話しを伺ったところ運営スタッフのほとんどが在仙の学生さんらしく、この発想と行動力には頼もしささえ感じます。

市民広場は主にステージ演舞と飲食スペースの役割を果たしていますが、この勾当台公園は「伊達縁」があることによって子供たちも喜ぶ和やかな雰囲気をかもしだしています。まるで私たちが昔に味わったような、どこか懐かしい思い出がよみがえる縁日の不思議な魅力。見ているだけで微笑ましい光景に、是非ともこれは今後も続けていただきたいと思うのです。

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夕方に近づくにつれて徐々に混雑し始める勾当台公園を後に、大繁盛の市民広場飲食街を満喫してから定禅寺通りへ。街のいたるところではっぴ姿のすずめたちを目にしますが、皆さんが実に生き生きとした表情をしています。待ちに待ったこの日のために。2年ぶりとなる「青葉まつり」の舞台で存分に舞い踊るために。