資福寺のあじさい 2012

木々や花々の種類にはまったく疎い私でも、「あじさい」ぐらいは分かります。実家の庭に何株かの「あじさい」があり、この時期になるといくつもの花を咲かせている姿を子供の頃から目にしていたからです。カタツムリやナメクジもよく現れ、時には学校で習った通りに塩をかけて遊んだのを思い出すあの「あじさい」。今も実家にありますが、いったい何歳なのでしょう。

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先週末に、ウチからそう遠くもないお寺で「あじさい」を撮ってきました。いつもは何かのついでに持ち合わせのコンデジで写真を撮るというパターンが多いのですが、今回ばかりは仕事の途中でわざわざカメラを持ち出すためにウチへ戻り、そのままの勢いで撮りに向かうという力み具合。これはカメラの練習の一環で、あれこれ設定を試して撮るには良い機会です。

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平日の夕方近くとは言え、カメラを持った皆さんがちらほらお見えになっています。比較的ご高齢の先輩方は、みな三脚を持参されて立派な一眼レフを駆使しておられ、自然と耳に入ってくるその会話からはどうもフィルムカメラの愛好家の皆さん。こうしてみると写真の趣味も実に奥深いもので、オリンパスのミラーレスでお気軽に撮っている私などはヒヨっ子も同然です。

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そうは言っても、こちらも少しは真剣。後で思い返せば複数のカメラを持ち出し、同じ場面を撮り比べてクセを把握するところまでやりたかったわけですが、仕事の途中でなかなかそこまで考える余裕はなかったようです。こう撮ればこうなるかも、ああ撮ればああなるかも。少なくともそこまで理解できるようにならないと、上達するのはなかなか難しいのかもしれません。

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結局のところは今回も数撃ちゃ当たる方式でお気軽に撮ってしまうわけですが、記録を見直すとどうやら昨年は撮らなかった資福寺のあじさい。一昨年は7月6日に撮っているようです。

気がつけば今日から7月。すでに1年の半分が過ぎたことになるのですが、どうにもその実感が無いのは困ったことです。この調子では、あっという間に9月。そしてあっという間に年末ということになるのでしょう。忘れ物がないかどうか確認しながら後半に進みたいものです。