牛肉入り焼きそば

一昨日から鳴子温泉郷の「川渡(かわたび)温泉」で一人休養してくる予定だという実家の父。今日の夕方に仙台を通るので一緒に夕食でもどうか? とのお誘いがありました。あらあら、そういうことであれば喜んで~。え?ワリカン?あ・・わ、わかりました。

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どちらかと言えば昔人ですので、ここが美味しいとなったら徹底的にそこでしか食べない父。そんな彼のお気に入りは、意外にもジャスコ中山の3階にお店を構える「中国料理 トータス」。しかも「五目入り焼きそば」ひと筋のようで、それ以外を食べたという話しは聞いていません。

「仙台五目あんかけ協議会」としてもここの五目焼きそばは高得点でして、私も過去に何度か記事にしたことがあるほどなのですが、たまには違うものを食べたくもなるもので、父の「五目入り焼きそば」に対して私は「牛肉入り焼きそば」とやらを試してみることにしたのであります。

食べたことが無いものに関しては、その名前で出来上がりを想像するしかないのですが、はたして「牛肉入り焼きそば」の牛肉はどのような切り方や大きさなのでしょう。青椒肉絲のような細切りなのか、ステーキのような分厚さなのか。もちろん「あんかけ」であることを祈って。

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細切りとの予想は裏切られましたが、見事な熱々あんかけ状態で運ばれてきた「牛肉入り焼きそば」。さっそく一口食べてみると、この味はおそらくオーストラリアのクイーンズランド州マッケイ牧場で育った雄牛(デタラメ)の、モモ肉(ホント)であります。白菜やシイタケ、絹さやなどと一緒に炒められ、少し甘めの餡でからめられた具。蒸し麺との相性も抜群なのです。

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黙々とあんかけ焼そばを食すあんかけ親子。チラリと隣りに目を移すと、なぜか父が食べる五目入り焼きそばが美味しそうに見えてしまうのですが、人様が食べるモノの方が美味しく見えてしまうというのは良い習慣とは言えません。でも、はやり、五目にすべきだったか・・。