ずいぶん前からですが、仙台を拠点に活動されている「花京院しのぶ」さんという演歌歌手がいらっしゃいます。もちろん芸名らしいのですが、この名前は仙台人として実にインパクトがあり、今でも忘れることが出来ないでいるのです。そしてちょうどその頃に、私の仲間内でも同じような芸名を考えることが流行り、様々な架空の芸名が発案されました。記憶をたどれば・・。
「定禅寺とおる」「錦町のりお」「ジョニー柏木」「宮まちこ」「元寺小路わたる」「ドミニコ角五郎」「米ヶ袋重次郎」などなど。その多くは忘れてしまいましたが、確か30前後の芸名が出されてきたはずです。ちなみに私は「錦町のりお」と名乗っておりました。
それよりもなによりも、いよいよ「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」の開幕を明日に控え、今日の夕方も近くを通ったので様子を見にチョッとだけ寄ってみたのです。メインステージを備えるために、おそらく一番大掛かりな設備を有する市民広場では、早くもステージ設営や照明、PA類のチェックが行われ、飲食ブースの業者さんも続々と設営や搬入作業に追われていたようです。
多くのステージが、いよいよ明日の午前11時にスタートします。すでに様々な準備がずいぶん前から始まっているようですが、私たちが直接目にするところでは、昨日から行われている各会場の設営や終了後の撤収、また46箇所ものステージに２日間張り付くスタッフの皆さん。実に多くのボランティアスタッフで支えられていることを、私たちは感謝すべきかもしれません。
明日からの２日間、私たちは素晴らしい音楽や躍動あるパフォーマンスを、すべて「無料」で観ることができます。おそらく例年通り、各ステージには運営資金の「カンパ募金箱」が備えられているはずで、少しでもこのフェスティバルに賛同できた瞬間があれば、演奏しているミュージシャンや多くのボランティアスタッフに対して励ます気持ちを、少しは表す必要がありそうです。
